「大栄ボウル」に続いて,今度は中央線を反対方向に進み,吉祥寺を通り越して荻窪へ.
荻窪駅北口から歩いて3分ほどにある「ユアビルI」というビル内に「荻窪ボウル(113-080)」がある.
「ユアビル」という単語から,かつて「荻窪ユアボウル」と呼ばれていたことを思い出す方もいるのではなかろうか.
現在は,「中野サンプラザボウル」や「経堂ボウル」「相模ファーストレーン」「ディグボウル吉祥寺」などを運営する「digリゾート」グループの一つになり,名称も「荻窪ボウル」となっている.
エレベータは2か所にあるが,入口に近いほうはボウリング場に行けず,奥にあるエレベータを使用.
4~6階が「荻窪ボウル」だが,フロントは4階.
とりあえず,4階へ.
フロントに行くと,4階8番を指定された.
料金的には,午前中なら500円/Gだが,正午以降は平日650円/G,土休日は700円/Gとなる.
3ゲームのパックが存在するが,貸靴込のためか,通常料金よりも安くなることはない.
ボウラーズエリアの後方には,こんなスペースもある.
ベンチ周りの様子.
レーンは,こちらもウッドレーン.この界隈は,ウッドレーンのセンターが意外に残っている(実は「経堂ボウル」もそうらしい).
オーバーヘッドモニタは,割合新しいタイプ.
ベンチモニタも,かなり新しいもののようだ.
ボールリターンは,Brunswickのストレート型.
なお,このセンターは4階に1~10番レーンが配置されているが,5・6階もほぼ同じレイアウトで,それぞれ11~20番,21~30番となっている(スタッフさんに確認し,現状は見ていない).
通常は4階で営業し,混んできたら5階という運用で,6階は基本的に競技会専用にしているとのこと.競技会の規模が小さく,4・5階では回らなくなった場合に,例外的に6階の一部に入れることがあるそうだ.となると,ビジターとしては6階で投げる機会は,かなりレア,ということになろうか.
6番までは,学生などで賑わっていたが,結局7番は空いたままだったので,さほど影響はなし.9・10番には,年配の女性2人連れがいたが,一人はマイボウラーで,特にレーン牽制などは問題なし.
「大栄ボウル」からの流れで,今度は左投げからスタート.
最初はスプリットが続き,どうしたものかと思ったが,それほど大きくラインを変えなくても何とかなりそう.
しかし,2ゲーム目は,1フレこそストライクとなったものの,その後がさっぱり出なくなる.カバーも,僅かなズレが大きく影響するコンディションで,150にも届かず終わってしまった.
3ゲーム目は,少し外から攻める方針に変えてみたら,意外とハマる.
ターキーでスタートして,これは,と思ったものの4フレで4-6-10と割ってしまう.5フレもカバーし損なったが,6フレの7番タップをカバーしたら勘が戻ったか.7フレからダブルとなるものの,10フレの3-5をチョップしてしまい,ジ・エンド.
まあ,ターキーも出たし,スペアボール使わずに,7番タップを確実にカバーできていたから,いいとしよう.
ところで,このセンターではちょっと変わったイベントを実施中だった.
「カラーピン」は,基本的に「ゴールド」なのだが,恐らく各レーンに2本程度混ぜられている模様.
今回,やたらと9カウント(特にタップ)が多かったのだが,そこに「ゴールドピン」が立っていることが頻発.
ストライクはあまり出なかったが,その分,「ゴールドピン」の「スタンドアローン」が多く,やたらと缶ジュースをゲットすることになってしまった(計8本).
ちなみに,4階にはスタッフが常駐しているので,「ゴールドピン」即「ジュース1本」なのだが,5階はそうではないようなので,ストライクが出たら回る「ルーレット」での「当たり」を使っている模様.
なお,筆者がやたらとジュースを貰いに行くのを見ていたのか,近くの学生たちも狙ってみたようだが,そもそも9カウントにすること自体が難しく(筆者も9カウントを狙っている訳ではなく,要はストライクの取り損ね),そう上手くはいかない.
8カウントでも,残り2本がともに「ゴールドピン」になる可能性はなくもないものの,かつての「ラウンドワン」での「レッドピンチャレンジ」と同程度の確率にしかならない筈である.
まあ,これだけジュースをゲットできるなら,しっかりストライク出せよ……ってことなんだろうけれど.それにしても,タップで「ゴールドピン」が残ると,意外にカバーできているような気がしないでもない.
さて,第4ゲームからは右投げ.
しかし,何だかウッドにしては速く感じるレーンコンディションに翻弄され,なかなか合わない.
ちょっと合い始めたかな……と思った2ゲーム目の第5ゲームも,それこそ9カウントの多いこと…….
またまた,ジュースの本数を積み上げて行くことに.
いい加減,どうにかしたい3ゲーム目の第6ゲーム.
ストライクでスタートして,2フレでまたまた6番の「ゴールドピン」だけ残し,これまたカバー.
いやもう,ジュースいいですから……というか,これ,どうやって持って帰んの!? という量になってきた.
3フレからターキーとなり,もう,ここでの「ノルマ」は果たしたかな,と思って気が抜けたか.
気が抜けなければ,200UPできていたかも知れないが,9フレの6-7スプリットで,完全に「戦意喪失」してしまった.
まあ,左右ともターキーを記録し,左では190UPしているから(缶ジュースもしこたま貰ったし),良しとしよう.
スコアシートは,digボウル系のものだが,10フレが1セットしかピン表示されないのが残念だ.
「ルーレット」で1回「当たり」が出たからか,「無料券」も貰ったが,使うとしてもここではなく,digボウル系の他のセンターになるだろう.とは言え,あと2か月の間に,吉祥寺なり経堂なりに行く機会があるかどうか.
ちなみに,この「ルーレット」.
ちょっと古めのセンターによくある,ストライクが出ると回るアレ.センターによっては,スロットマシン風だったり,何故か「(昭和チックな)水着のおねいさん」が出てくるところもあるけれど,ここは普通のルーレット.
隣の年配女性から「ストライクが結構出るのに,ルーレット当たらないね」と言われていたが,最終第6ゲームのターキー中に達成.ちなみに,この年配女性,筆者が「スイッチボウラー」であることに気付いていたようで,ボールとシューズをどうしているのか,と訊かれたりした.
次は,ジュースばかり貰わず,ルーレットを回す回数が増えるよう,精進します……(^_^;;
ということで,6ゲーム3,900円(マイナス・ジュース8本分)で切り上げ,ボールを仕舞うため,再び吉祥寺へと戻り,この日の「めぐり」は終了.
なお,後日の記事で触れているが,ボウリングを本格的に始めた2017(平成29)年秋以降,巡ったボウリング場としては,ここがちょうど100箇所目のセンターとなった.
それ以前に行ったことのあるセンターとしては,他に9か所あるのだが,いずれも本格開始までに廃業してしまっており,このブログの「めぐり」の対象にはなり得ない.ただ,その9か所を含めた100センター目は「ボウリング王国スポルト熊本店」ということになる.