高島平エリアでの「別趣味」を終え，最後は西台駅の傍に来た．
お誂え向きに，ここは「トミコシ高島平ボウル」の至近．
西台駅前のロータリーに出ると，すぐにボウリング場があることがわかるような店構え．
いやまあ，恐らく近隣の人からは「パチンコ」として認識されているかも知れない．
ま，このピンがなければ，確かにそうかも．なお，この「ピン」は，夜間は内照式で電気が点く．このかわいいキャラクターは，ボウリングフロアのエレベータにも描かれている．
……「トミコ」っていうのね……(ベタだなぁ～)．
受付で，５ゲームパックをしたい，と言うと，前金制らしい．カードは使えなさそうなので，現金で支払い．
なお，貸靴は不要だが，料金は同じ．
「トミコシ」なので，13日に来れば１ゲーム300円になるらしく，それが一番安いかも．今月は土曜日だし．あとは「ファミリー割」か．19時以降なら，何ゲームでも2,000円で投げ放題になるらしいが，その時間まではいられない．
５ゲームでどうにもならなければ，その後は通常の500円／Ｇで投げ続けるか，５ゲームパックを追加するか．５ゲームパック２回で3,400円．その辺りが限界だろうし，追加が３ゲームまでならいいが，それを過ぎるとパックの追加のほうが安い．まあ，５ゲーム投げたところで考えよう．
ということで，受付のある３階の35番レーンに案内される．
３階と４階に各20レーンがあり，１～20番が４階，21～40番が３階らしい．
ボールリターンが，独特のＴ字型になっている．モニターは頭上のみで，ベンチには操作盤だけ．
13ポンドのハウスボールを持って来て，まずは左投げ．
ダブルも出たものの，２ゲーム目の１３０が左での「限界」だったらしい．
やはり，既に午前中，ラウンドワン板橋店で８ゲーム(うち左４ゲーム)を投げたのみならず，別趣味のこともあり，この日２万４千歩以上歩いていたこともあって，両足ともにボロボロ．
更に，このセンター，アプローチが全くと言っていいほど滑らない．右足のソールは，既にＡＢＳ２番のフエルトなので，ヒールも「トリコヒール」の２番に変えてみたものの，やはり滑らない．まるでスニーカーで投げているかのようだ．
左投げの右足よりは「滑る」右投げの左足，それでも右投げにチェンジしたものの，なかなか滑らないことに変化はなかった．
そのせいか，球速表示は他のセンターよりも速く出る．右投げなのに27km/h台が出るのは，どう考えてもおかしい．軸足の「ブレーキ」と関係あるのか．
ただし，ここのハウスボールは投げやすかった．触った時の感触も「粘着力」を感じ，実際に投げると，かなりフックは掛けやすい．このアプローチに慣れれば，かなりのハイスコアが打てそうな気がする．
レーンも全体的に遅めなので，初心者やハウスボウラーには投げやすそうな気がしたが，他センターがホームのマイボウラーは戸惑うかも知れない．
ということで，４ゲーム目の途中から左投げを諦め，右にスイッチ．
５ゲーム目には１４０まで届いたものの，やはり今一つ．
というか，このセンターの表示では，区切りが「１００」「１２５」「１５０」らしい．１４５でも１２５でも一緒なのね．
５ゲームで左右両方でのダブルは達成し，トータルピンも５４４と５００は超えた．
パックがあるとはいえ，そんなに安い訳でもないから，ここで切り上げてもいいかな，とは思った．
でも，時間はまだ17時．もう少し続けてみようと思い，５ゲームパックを追加することに．しかし，それが「試練」の始まりだった．
投げても投げても１５０には届かない．
むしろ疲れが出て来るのか，徐々にペースダウンしているような気すらする．
やっとのことで，10ゲーム目に，かなり悪戦苦闘した末の「達成」となった．
９フレをオープンにした時点で万事休す，と思い，更に10フレが３－10とはいえ「スプリット」になってしまった．
「ここでスプリットかよ……」
と，涙目になりながら投げると，まさかのカバーに成功．３投目は４本以上で……と思ったら，本当に４本で終わるところが，いつものことなんだけれど．
いやいや，疲れました．「１５０」の画面を撮り損ねるほど疲れました……．
何か，１枚に５ゲームずつなのに，スコアシートが３枚出てきて訝しんだら，３枚目はほぼ「白紙」だった．
この形式，横浜ヤングボウルと同じ．そう言えば，モニターや操作盤も良く似ていた．
でも，右にチェンジした４ゲーム目は，完全にノーマークだし，この辺りが滑らないアプローチにどうやって合わせるか，試行錯誤を繰り返していた形跡．
結局，ここで思った以上に時間と，そして何より「体力」を浪費してしまったため，この日のうちに「三恵ボウル赤羽」に行くことは断念．
そう言えば先日も，下総ゴールドレーンで１２ゲーム投げた後に，ラウンドワン大宮店に行ったら散々だった，ってことがあったような．やはり，一日のうちに複数のセンターを巡るのは，後のほうが「きつく」なるんだろうか．