私事ではありますが、
私の母の事を書こうと思います。
今年、81歳になった母ですが、
最近大きな変化を体験しています。
今春に父が倒れて、長期入院中です。
母は生まれてからこれまで、
独り暮らしを経験した事がないのです。
私も姉も別に所帯を持っているので、
ついこの春までは父との二人三脚でした。
初めての独りの生活になった当初は
さほどの実感はなかったものの
半年を経て事が表面化しました。
かろうじて私と姉には携帯での
連絡ができるようにしてありました。
夜の9時頃に母からの電話
”いま起きたんだけど、外が真っ暗なんだよ、そっちはどうなの?”
と言うのです。
我々でも疲れて寝すぎた時に、昼夜を失う感覚はありますが母のソレは少し深刻な感じでした。
少し話をしてみると、
独りになってしまってから
なんか疲れているのかいつも眠たくなり寝てしまう事が増えたのだそうで。
寝起きの瞬間はかなり認知力が曖昧になってしまうようです。
幸いにも、いまはその事実も受け止め、
またそのような事がないようにと
自身でも色々とチャレンジしています。
脳は比較的怠惰な方向へと進みがちです
楽な方ばかりを選択してしまうと、どんどん使わないようになってしまいます。
そうなるとじきに日常生活も難しいものになってしまいます。
日々新しい刺激を得るためには、
やはり外へ出て直接いろんなものを見聞き感じる事がとても大切だと思います。
介護保険の各手続きを終え、
本日、母はデイサービスデビューです。
戻ってくる頃に電話してみようと思います。
私事失礼いたしました。