- 女王蘭 (祥伝社文庫)/新堂 冬樹
- ¥780
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帝王星のつなぎ的な作品。
女王蘭単体では、印象が弱い。
藤堂を恨むことで夜の世界に実を投げだした優姫が今回のヒロイン。
扱いが雑といえば、雑かもしれない。
優姫VS冬海のキャスト同士のバトルが途中で投げ出される格好になったのが残念。
文章で優姫の魅力を力強く語る場面が少ないのも、印象が弱いところかも。
そんな優姫のキャストとしての能力は、擬似恋愛のために接客するのではなく、よき理解者・よき友人として、誰にも態度を変えることなく接客をするところ。
けっして客に媚びない、客に対して自分を偽らない。
冬海の逆のスタイルを貫くヒロインです。
正直、この女王蘭単体では記憶に残りにくいお話でした。
感想が書きにくい……。
黒い太陽・女王蘭・帝王星と続けて読んでこそ、でしょうか。
amazonのレビューにもありますが、立花VS藤堂の図式の中で、優姫VS冬海を最後まで使いきれなかったのが惜しい。
そのぶん、帝王星では素晴らしい展開を見せてくれました。
次回は帝王星の感想を、女王蘭も含めて書こうかと。
ちなみに今読んでいる本は、同作家の無間地獄。