7月30日~8月1日まで名古屋へ測量の出張をしていました、
開発5課の阿部です。
自治体によって、境界の定め方(やり方)や、明示方法が異なり、興味深いなぁと思いますが、今回の出張で、名古屋市のそれも私にとっては斬新でしたので、共有したいと思います。
ちょっと専門的な話になり、易しい表現をすると、長くなりますので、そこまで咀嚼できないと思いますが、興味がある方のみお読みいただければ幸いです。
名古屋市の公道は道路台帳等と場所によっては区域線設定図というものが備え付けられています。
区域線設定図というのは、街区ごとの境界の情報が記載された図です。
道路の交差点には通常、隅切りが設けられていますが、隅切りがある場所でも隅切りが無い場合の角の位置に鋲と、その鋲の引照点が設置されています。
境界の曲がった角(折れ点)にも道路台帳の鋲が設置されていましたが、弊社がよく業務を行う神奈川や東京では、折れ点の位置のみの境界に座標等の位置情報と、鋲などの境界標があること一般的なので、新たな考え方に出会えて良い刺激になりました。
ちなみに、名古屋市の市章がなぜ〇に八なのか、名古屋に八は関係ないじゃんと思いましたが、昔、尾張徳川家の合印に由来しているそうです。