先生の対応。


長女の担任は、ベテランの信頼おける先生です。


お話をする限りでは、

先生は「何かありそうだな」と感じてはいたものの実態はまだ把握できていなかったようでした。


娘とも、私とも、話をする時間を取って下さいました。



ちょうどその頃、三者懇談の時期でした。


私と娘が三者懇談に伺った時、

「○○ちゃんには、

三者懇談のとき、お母さんの前で、

ハッキリと、


おまえ、最近、おかしいことやってるよね。

△△(長女のこと)に対して、あきらかにおかしいことやっるよね?!  わかるよね?!


と、言いました」   とのこと。


具体的な内容こそ言っていないものの、

その言い方は、強くハッキリと真っ直ぐな表現だったのだなと、

先生の口調からわかりました。




それから、ほどなくして、長女は

自分から、○○ちゃんに話しかけ、

「こちらが悪いとこがあるならごめんね」

と言ったそうです。


そしたら、その子は、

「自分が悪い

  ごめんね  ごめんね 」と、

泣いて謝ってくれたそうです。



先生が保護者さんの前で、ハッキリと本人に問いかけてくれたからこそ、長女も言えたのではないかと思いました。


○○ちゃんも、やめ時や謝り時がわからなかったのかもしれません。



長女が傷ついたことはかわらない。

一生忘れることはできない。


でも、もしかしたら、彼女も一生忘れられないのかもしれない と私は思いました。



先生は、その後も見守ってくださいました。

プライベートの時間を使って、

放課後にクラブチームでやっていたチアリーディングの練習を見に来てくれたりもしました。

がんばっている様子を直接見てくださったことが、長女には嬉しかったし、信頼も増し、心が安定していったと思います。



その先生は、現在、定年を迎えられる頃ですが、今でもご活躍されています。

長女が、同じ学校関係の仕事についたことを喜んで下さり、見守って下さっています。