昨日、久しぶりに地元の神社にいったら、夏の準備がしてありました。

輪の中心にきみどりいろの短冊みたいなのがぶら下がっていたので、なんだろうと思って見てみたら、

6/30からくぐっていいと書いてありました。近々また行ってみよう。


私は、強い信仰心を持っているわけではないのですが、神社ってなんだか清々しい気持ちになるし、季節を感じられて好きな場所のひとつです。




さて。


娘ふたりとも、小学生の時、こちらの神社の秋祭りで巫女舞をさせていただいたことがあります。

お神輿が、こちらの境内から200段近い階段をおりていき、地元のいくつかの神社をめぐります。神社についたら、祝詞をあげていただいて、巫女舞を奉納するのです。

午後から日が暮れるまでに各地をまわり、最後には夕暮れの中、担ぎ手の方々が最後の力を振り絞ってお神輿を担ぎ、また200段近い階段を登っていきます。


私の中に、あまり何に対しても信仰心がないという面があるのですが、こうして参加させていただくと、ひとつひとつのことに意味があることを知り、とても面白かったです。


こちらの地区では、夏祭りと秋祭りの期間が短く、秋祭りでもまだガンガン暑い年もあるので、小さな子どもさんに浴衣を着せている人もいます。秋の祭りなんだとか、五穀豊穣が、とか、全く気になっていないのかもしれません。

もちろん、決まりはないし自由なんだけれど、

夏の浴衣を着せているということは、

秋祭りってことは全くそっちのけで、祭りがエンタメのひとつにすぎないのかなと思ってみたりします。


だけど、若い時ってそんなものかもしれませんね。特に、代々地元育ちですというわけではないとしたら、そんなものかもしれません。


それでもそうやって、古くからの人も新しい人もまじって、お祭りやいろんな行事をやりながら、町はつくられていくのかもしれませんね。


そう考えると、文化継承って自然に変化していく部分があるのも当然だし、面白いなと思います。


ちなみに、

こちらでは、お神輿の掛け声は

「ワッショイ」ではなく、別の言い方をします。私もはじめはそれに気づかなかったけれど、色々みているうちにわかるようになりました。少しずつ町の住人になれてきてるかなニコニコ