藝大声楽家 ~ ラ・フォル・ジュルネ ~ 割愛ヴィタリ・ウシュマノフ | 愛唱会ジャーナル

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ちょうど1週間おいて再度、藝大出身声楽家の演奏を昨5日聴いた。

 

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024

ルミネ有楽町/阪急メンズ東京 (有楽町マリオン センターモール)

5月5日(日・祝) 15:00-15:30 <声楽アンサンブル>
首藤玲奈(S)、横瀬まりの(A)、澤原行正(T)、山本悠尋(Br)、平山麻美(p)

 

LFJ2024 quartet singers Geidai

 

揃って申しぶんの無い声の持ち主が、舞台経験も十分に積んだ技で、四重唱と独唱を聴かせてくれた。

 

環境騒音溢れる中ではあったが、演奏が始まれば不思議と気にならなかった。聴きたい音だけを選択的に処理する聴覚の妙だろうか。

 

演目は、聴衆サービスに十分配慮したものと察しられる、バッハの「主よ、人の望の喜びよ」に始まり、アンコールでヘンデルの「ハレルヤ・コ-ラス」に終わる、全体として馴染み易いものだった。

 

澤原行正(T)が聴かせた高音を後で確認したら三点ド(いわゆるハイC)であった。

 

今回の四人組は、前回スコットホールで一週間前に聴いた声楽科入学二十年の人たちより少し若い学部卒十年ほどのようだが、同期生同士かどうかは判らない。

 

この終演後17:30から別会場でヴィタリ・ウシュマノフ(Va)の演奏が組まれており、演目も魅力的だったが、当方の体力の限界が近いように思われて諦め、帰宅した。

 

(プログラム写真 2024.05.08)