愛唱会ジャーナル

愛唱会ジャーナル

廃止されたYahooブログ「愛唱会きらくジャーナル」から改名移設
歌曲、唱歌、童謡、オペラ・アリア、合唱曲などを楽しむグループ
外国曲にも積極的に取り組んで、脳の老化抑制を期待する  
 tnryamadabss@yahoo.co.jp          

    募集   若干名(特に、女声。パート別に拘りません) 

        上記アドレスにEメール下さい。


練 習 13:45-15:45

2024年  

09.10(火) 目白台交流館 洋室B

09.19(木) 目白台交流館 洋室B

10.03(木) 目白台交流館 洋室B

10.17(木) 目白台交流館 洋室B






≪当面の練習曲≫

Virgin, tutto amor (DURANTE, E.)

Love Theme from CINEMA PARADISO (Andrea Morricone)

みんなのうみ (NHKみんなのうた) 二声部オリジナル編曲

Annie Laurie   

Amazing Grace

我は海の子(溝上日出夫 編)

旅愁(岩田九郎 詞/大中寅二 曲) 



(ご連絡頂ければ、参観、コーラス体験可)
                            

今2024年はベートーベンの交響曲第9番の初演からちょうど200年に当たるということで、

≪名曲探偵が明かす ベートーベン第九のヒミツ≫という好企画があった。

 

   8月18日(日) 14:00~15:30

   於 文京区立千石図書館

   講師 野本由紀夫(玉川大学教授/第九指揮者)

 

講師舌好調で、予定時間を30分も超過してしまい、質問時間も取れなかったのは惜しかった。

 

色々教わった中で、一つだけ記録に留めるとすれば、第九の4楽章構成が、声楽の先鋒たるバリトンのレチタティーヴォに集約されているという驚くべき解釈である。識者の間では周知のことかも知れないが、当方にとっては衝撃的な指摘であった。

 

合唱部のさび、いわゆる「歓喜の歌」の歌詞には、自由・平等・博愛のフランス革命3モットーが整然と詠み込まれているという解釈も面白い。シラーによる原詩は親友の結婚を祝う詩だったとのことなので、この解釈は些か強引の感があるが、第九の楽しみ方の幅を広げる効用はある。

 

その外、冷戦の終結(ベルリンの壁の崩壊)に絡む興味深いエピソードの紹介などもあり、改めて第九とベートーベンの魅力を認識した次第である。

 

今後、「歓喜の歌」を歌うときは、バリトンのレチタティーヴォを付加することにしよう。