職場復帰から一週間が経ちました。
復帰したばかりの頃は、思っていた以上に体力が戻っていなくて、仕事が終わる頃にはかなり疲れていました。
「まだ少し早かったかな…」
と思う日もありましたが、一週間たって、体力的には随分と元に戻ってきました。
今は仕事をしていても、身体のしんどさはほとんどありません。
そこは素直に嬉しいです。
ただ、問題は精神面です。
最近、仕事をしながらよく考えるようになりました。
自分がいなくても困らないように、仕事の内容を整理しておいた方がいいんじゃないか。
誰に何を任せるのか。
自分がいなくても良い人員にするには。
そして、自分はいつまで今の仕事を続けるのか。
以前なら、こんなことを真剣に考えることはあまりありませんでした。
もちろん、仕事を辞めたいという話ではありません。
今すぐ何かを決めようとしているわけでもありません。
ただ、食道がんになってから、
「自分がずっと元気で働けること」
を当たり前だと思えなくなりました。
身体は元気になってきているのに、頭の中だけは少し先のことばかり考えています。
自分がいなくなっても仕事が回るようにしておきたい。
でも、それを考えている自分に、
「そこまで考えなくてもいいんじゃないか」
とも思います。
正直、自分でも少しネガティブになっているのかなと思います。
病気になる前なら、
「まだまだ働くぞ」
くらいしか考えていなかったのに(笑)
今は、仕事のこと、家族のこと、これからの人生のこと。
いろいろなことを現実的に考えるようになりました。
これは病気を経験した人なら、よくあることなんでしょうか。
他のがんサバイバーの方たちも、治療後に仕事へ戻った時、
「このままでいいのかな」
「いつまで働けるんだろう」
「自分がいなくても大丈夫なようにしておこう」
そんなことを考えるのでしょうか。
身体が元に戻れば、気持ちも以前と同じように戻ると思っていました。
でも、どうやら心の方は、身体ほど単純ではないみたいです。
まだ職場復帰から一週間。
今すぐ答えを出す必要はないと思っています。
まずは普通に働けていることを喜びながら、自分の気持ちがこれからどう変わっていくのか、少しゆっくり見ていこうと思います。