moneさんのブログの紹介で興味がわきました

「批評の教室」著者は1983年生まれ武蔵大学准教授 北村紗衣さん 副題はモハメド・アリの有名な決まり文句「俺はチョウのように舞い、ハチのように刺す」から。

批評って何をするの? 批評は感想文とは違う、チョウのように軽いフットワークで作品を理解し ハチのように鋭い視点で読み解くこと、とあります

すると作品はもっと楽しめる そして感想以上に深く理解できるようになる  その方法が、

 

第1章 精読する: 精読のためにすべきこととすべきでないことがわかりやすく説明される おおざっぱにいうと 1.解釈すること 2.価値づけ

 

第2章 分析する: 調べたことを見渡す 過不足がないか? アイザック・ニュートンの言葉「私により遠くが見えたとしたらそれは巨人の肩の上に立つことによってこそ成り立つのです」 そうならば巨人の肩の上に立ってみよう!

 

第3章 書く: 1.書き始める 2.切り口を提示し分析する 3.書くためのテクニックがある オスカー・ワイルドの言葉「批評の本質は主観で 自らの秘密を明かすもの」 そうなのか! 書き出しとキャッチャー大事よね 自由にのびのび書いてはいけない 読んだ人がその作品の様子をだいたい把握できるように書く 受け手を想定する 誰のために書くのか? そして人に好かれたいと思うのはやめよう

 

第4章 コミュニティを作る: 批評で議論してみる=実践編 批評の仲間で重要なのは自由に議論できること 結果として大事なのはコミュニケーションだ

 

批評という作業は作品を楽しむため そして感想以上にもっと深く理解するため そして批評はコミュニケーションの道具にもなるのです

そうすると私のブログの「読書」のためになりそう 1)精読=まず本をよく読むこと 2)分析する=考えたことを整理して「巨人の肩の上に立って見渡す」 3)書く=感想(批評)は自分にしかできない創造的な仕事 主観にこだわり注意深く でも、読む人に好かれたいと思ってしまいそう

そして これらを踏まえて書いた文章は読む人に伝わるのか? 伝わればコミュニケーションが成立する! 今までよりいい文章が書けるかも! 

希望を持とう、Slow Walker !