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キラキラ過去の話ですキラキラ


実家の話です。

ちょっとだけ

背筋がゾゾっとするかもしれませんてへぺろ


Tちゃん、Aちゃんたち2人は

結婚して落ち着いたし、

何も動きが無いまま時が過ぎて、

数年後、とうとう私が病気になってしまいました。





手術後、病院にお見舞いに来てくれた

長男おじさんに、


「早く双子ちゃんの供養を行ってほしい。

私も退院したら長男おじさんが

檀家になっているお寺に行くから」


と長男おじさんと父にお願いをしました。




長男おじさんは


「それでくぅちゃんの気が済むなら

なんでもやってあげるし、

供養の費用のことはおじさんに任せとけ」


と言ってくれました。




そして、退院してけんさんと結婚するまでの

数ヶ月の間に

長男おじさんが檀家になっているお寺で

双子ちゃんの永代供養をしてもらいました。




おばさんが若年性認知症で施設入所したし、

娘2人は遠距離で生活しているので、

長男おじさんも自宅にあった祖父母と

長男おじさんの死産した息子くんのお位牌を

自分ではなかなか手入れできず、

ほったらかしにしていたことが

気になっていたようで、

まとめてお寺に預けて

一緒に永代供養をすることにしてくれました。




私もけんさんとの結婚が決まったし、

弟は失踪しているしで

お仏壇を引き継ぐ者が居ないので、

長男おじさんの提案は

とてもありがたいことでした。




お寺での永代供養の法要で

胸につかえていたものが

スッとした気がしました。

これでやっと

双子ちゃんは自分の親と一緒に

祀ってもらえたのです。




それでも双子ちゃんの存在を無くすのは

どうも気が引けていたので、

和尚さまに相談したら、


過去帳を作ればいい」


とアドバイスをしてくれました。





つづく…