あまりの表紙のインパクトに目が離せなくなってしまい、思わず買ってしまった
辛酸なめ子さんのエッセイ集「消費セラピー」。
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セラピー(therapy)とは、本来、薬や手術を行なわずに治療することで、
特に心理療法を意味する言葉。
辛酸さんは、様々な“消費”という行動によって、心の癒しを求めようとしたわけです。
辛酸さんの“消費”行動は、実にユニーク。
三十路にさしかかって高まってきた母性本能をなだめるため、
近所の野良猫と戯れることを思いつき、猫じゃらしを購入(380円)、
なんていうのもあれば、大ファンだという紀宮様の挙式にあわせて、帝国ホテルで
擬似花嫁体験をしたり、さらに女一人暮らしのためのマンションまでご購入。
そのバイタリティというか、発想力の豊かさに、脱帽せずにはいられません。
さらに、“消費”という行動から垣間見られる、世の中の様々な事象に対する
観察眼、分析力は、他の追随を許さない、オリジナリティ溢れるものばかりです。
慇懃な言い回しの裏に秘められたアンチテーゼに失笑しつつも、
思わず納得させられてしまいます。
そんな辛酸さんの、芸風(?)というか、ものの見方や考え方に
同調してしまうことが多いのは、現在の彼女に多大な影響を与えたという、
彼女が中学・高校の6年間を過ごした、
都内の某ミッション系の名門女子校が、私の母校でもあるからでしょうか
・・・・・・
実は、辛酸さんは、私の母校の、1つ上の先輩なのです。
在校時代の接点は全くありませんでしたが、
同じ学び舎で、教科によっては同じ先生の授業を受けていたわけです。
先輩は、偉大です。。。。。。
最後に、この本を読まれる方、電車の中や公共の場で一人で読む際には、
ニヤつき顔や、突然、笑い出すといった現象にご注意ください。
あきらかに人が遠ざかるか、奇行によって警察に連行される可能性があります
。
この案件のデトックス度:★★★★★

