8月(葉月)は、夏休みを… | Kuronozo's Blog Kuronozoの“Daily Happens!!”

Kuronozoです。


コン…、コン…


8月早々、咳が出るようになって、気分も重く感じました。おそらく連日連夜の扇風機・サーキュレーターの稼働で就寝を続けた為でしょう。熱帯夜が続いていたし、連続運転のまま風力を中レベルにしていたので、風に当たりすぎたか。鼻風邪・夏風邪を拗らせてしまったようです。職場もエアコンが効いているし、上司からも『あれ、今日は何か元気ないんじゃない?』と突っ込まれてしまったんですが、『え、そうですか。』なんて会話をしていたものの、考えてみれば先月は一度も在宅なく、その疲れが出たかもしれません。念の為帰宅後に熱を測りました。非接触体温計での計測に変えてから初めてとなる37.5℃という数値を付けました。


一度付いたデータは、一応残ります。非接触でこの数値が出たということは、信じたくありませんが、コロナを疑わなくてはいけなくなります。でも自分の中では受け入れられなくて、何度も計測していました。37.5という数値が何度か出たら、疑う必要があると考えていたので、焦りもあったと思います。時々出る咳と後に鼻水も出たり詰まったりを繰り返していたので、その時点で既にコロナを疑わなくてはいけなかったでしょう。それすらもせず、最初の二日間は一応風邪薬を服用して様子を見て、仕事には普通に出ていました。風邪薬の他にものど飴舐めたり、森永のアイスボックス氷を口に含んだりして凌いでいたけど、それでも軽い咳だけが残る感じ。


8月第二週早々、朝9時過ぎでした。仕事を始めようとしたところで、親父から電話連絡。御袋の容態が急変したかと思ったら、なんと『コロナの陽性が出た』との連絡でした。金曜日にPCR検査を受けていたらしく、陽性連絡があったとのことです。そういえば、親父も喉の痛み・咳もほぼ自分と同時期なので、大元は自分かもしれません。


同居しているので、自分も『濃厚接触者』になるため、出社も在宅に切り替えました。念の為、夕刻に近くのクリニックへ(PCR)検査をすることにしましたが、電話診察の時点で『みなし陽性』と診断され、検査はしませんでした。診察の状況から発症日は8/1、療養期間10日と『既に半分経過している間、平気で出てるんですけど…』と思いつつ宣告され、この時既に平熱&ほぼほぼ無症状の状態でした。咳だけが少し気になったけど、ずっとではないし、喉に痰が引っかかっているような感じでした。

翌日保健所からSMSが届き、厚生労働省の健康観察サイト『My HER-SYS(マイハーシス)』に念の為登録しました。



一日三回、定期的に記録。最後は珍しく電話での回答でしたが、大概はスマホでの入力。こう見ると、平熱36度台で高くても36.8℃。




それぞれ詳細(入力時の設問回答)が見られるようになっていて、これは療養解除日の8/11にスマホで最後に入力したデータ。その後電話もかかってきました。

咳・鼻水は『いいえ』と回答していますが、正確には『咳・鼻水がひどくなっている』という質問です。時々出ているけど、ひどくはないため『いいえ』と回答。その他、全身倦怠感や息苦しさは全くなし。


でも…『酸素飽和度に数値があるけど…』という疑問があるかと思いますが、



これはレンタルではなく、『私物所有』のパルスオキシメーターです。照れ

昨年ケガで入院しましたが、メディカル(センター)では指を挟むこのタイプを使用しており、退院後に調べてAmazonで購入したものです。特定保守管理医療機器区分ですが、一般家庭用。ドラッグストアや家電量販店の店頭では、あまり見かけないパルスオキシメーター。医療機関でしか見かけないものだと思っていましたが、同じタイプが家庭用であるとは想定外でした。

高齢の両親がいるので、万一の時にと買いましたが、ここで役立つとは。(まぁ、その前に時々自分だけ使ってたんですけどね。)


こうして毎日毎回、体温と酸素飽和度を計測。療養解除日の14時過ぎ、保健所から2回目のSMSが届きました。

健康観察で問題なければ、療養解除(普段の生活に戻れる)という確約を取り付け、休日ながら上司に報告。12日は体調次第で出社もOKが出ましたが、自分の中では『いやいや、12日(今週)まで在宅で約束したから』と、出社せず在宅を継続することにしました。職場にも検査を受けると言ったっきり、その後の報告もしなかったから、朝改めて(事後報告)することに。15・16日出社した後、夏休みに入ります。


常にコロナ感染の注意喚起をしてきた自分が、検査せずに濃厚接触(みなし陽性)になって、しかもそれが濃厚接触ではなく、検査を確実に受けていたら『陽性』だったのではないかという疑義が残ってしまいそうで、周りから白い目を向けられるかもしれません。その点については『申し訳ない』と言うしかなくて、突っ込まれても仕方ありません。職場の仲間に『いつかこんな日が来るのではと思っていた』と言われた時、自分も『まさか』という感じでした。行動制限なき日常・外出が続く以上、いつ誰が感染や濃厚接触してもおかしくはない状況です。行政も政府も、当初の強気な訴えは何処吹く風か…いや、何処吹くもないでしょう。もはや訴えが、経済主導だからと諦めに見えます。気が付けば彼方此方で抗原検査キットが売られるようになり、陰性なら外出やイベントOKという呆れた対応に変わっています。


そんなんで『コロナ対策』と言っていたら、逆にリスクが大きくなる一方ですよ。医療も逼迫しているため、救急搬送で35時間もかかったという報道がありました。抗原検査で陰性を確認するのではなくて、そもそもとして自分で行動制限をかけること。そうしない限り感染者が増えていくことに気付いてください。つまり、行きたいイベントがあっても、ひょこひょこ出るのではなく、我慢して行かないこと。行動制限がないからいいや〜ではなくて、行動制限が無いということは人流も激しくなるから、コロナリスクも大きくなる。周りから誘われても乗らないし、そもそも誘わないという自覚がない限り、自分で行動制限はかけられません。

行動制限をかけた上で、じゃあこの日のこの時間帯に出かけた結果、人出が多かった…という場合はやむを得ないと思うんです。出かけても、とにかく事が終わったらすぐ帰る。


僕だって17日から夏休みで、その日は通院日だけど、最近は特段用件がない限り出かけません。

因みに『行動制限して』というのは、公共イベントでの密を避けるために言っているのであって、買物や通院は当初の予定になりますから、そこは密にならないよう常に考えるだけです。


あとは、家でも感染対策で消毒液を置いておくとか、当然のことだけど手洗い嗽を励行するとか、共用のところは可能なところで定期的に消毒するとか。小さな事でも小まめにやると、意外な結果が見えてきたりします。


ふと気付けば、咳が…止まった?

午前中だったか、コン…はあったけど、それから咳が出ていないような…。うん、止まってるな。

やった、完全無症状。熱も(さっき測ったら37.0℃だったけど)36.5℃、平熱キープ。やっと元に戻った感じです。


でも『治った』とか、親父じゃないけど『放免された』とか内心喜ぶのは良いけれど、コロナはそういうレベルではないと思います。…と話してしまうと、また長くなりそうなので、次回にまわします。


Kuronozoでした。