県民DAY | Kuronozo's Blog Kuronozoの“Daily Happens!!”

Kuronozoです。


今日6/15は、千葉県民の日です。

明治6年…西暦でいうと1873年ぐらいですから、149年になります。当時、房総半島の南半分を占めていた木更津県と下総など本州側北半分を占めていた印旛県がガチャリンコ(合併)して出来ました。ピコ太郎さんのPPAP流でいうと、

『アイハブア木更津、アイハブア印旛…ウッ、木更津印旛。でも、木更津印旛、言いづらいから木印旛…、きいんば…、きんば…、きば…は木場で東京にあるって…。あぁ〜…ウッ!チッ…!?…ば、ちば…、千葉!

後半は、私の無茶振りで『何のこっちゃ』みたいな感じですが、こういう風になったわけではなく、千葉郡千葉町(現在の千葉市中央区本千葉町)に県庁が建てられ、現在に至ります。そもそもは千葉常胤(現在放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で岡本信人さんが演じています)が同区亥鼻に千葉城を築き、栄えました。

千葉県制に対して僕の人生なんて3割にもならず、野球用語で恐縮ですが打率を生誕率に表すならば、2割8分2厘(.282と表記します)という数字が出てきました。3割に満たないバッター…いや、人間ですが千葉県民のプライドはあります。千葉に生まれ育って、40余年経ちますが、県内でもたまに行き慣れない地域を訪ねると、また新しい発見ができます。千葉ハートを持ってます。

今日は有給を取って、房総半島の南部一部を小旅してきました。


梅雨時ですから仕方ないのですが、生憎の雨傘が降ったり止んだりする梅雨寒な気候でした。例により家族を欺くため、服装は通勤スタイルで、いつも通りの時刻に出て、乗る列車の方向だけ逆という、不思議な朝の一コマ。でもカジュアル風ですから、周囲から見られてもあまり違和感は感じられなかったはず。

勘の良い方は察しられたかもしれませんが、先日の通院で試してみた「スポットツアー」アプリを使って、JR東日本・千葉支社の企画『房総の鉄道遺産モバイルスタンプラリー』を、実はあの後も続けていまして、どうせなら休暇を取って南方も攻めたいと、考えたのでした。


あの日から千葉市と大網白里市を制覇して、次はどうしようか考えていました。順序的に行くと九十九里の2ヶ所なんですが、最寄の東金駅から東方に位置する九十九里エリア。歩いて行けるかなぁと調べてみるも、かなり距離があり、乗車を検討する列車の本数を考慮しても少々無理があることから、今日は飛ばすことにしました。

今朝は、茂原市にある萩原公園というエリアがあるんですが、そこには…



ジャン!!


プォー(ポー)ッと汽笛が聴こえそうですが、そこはご心配なく。展示物ですので、汽笛が鳴ることはありません。でも、良いボディですねぇ。こちら8620型蒸気機関車で、大正時代に活躍していたそうです。展示されている方角・角度が良くて思わず何度見してしまいますが、ジグソーパズルにしても良いくらいの画ですね。(…つまりは自画自賛…タラー



ツーショットも忘れることなく撮りましたが、少々ナナメだったか…。ハンチング被って、今回も何処となく誰かに似ているような…。そのうち『今日はですねぇ〜』とか何とか言って、あの番組のように終いには昔からあるお店に入って、ちょっと日本酒引っ掛かる…なんてことは…朝からするわけないでしょ!

萩原公園の後、茂原市の主要駅・茂原駅まで歩き、付近に関係者等が存在するため、念の為このハンチングで変装目的で被っています。茂原駅まで徒歩40分ほどかかりました。歩道というか路肩幅が狭く、一部では排水溝の蓋が無い所もあって、感覚的に距離が長かったかも。(因みに萩原公園の最寄駅は、一つ手前の新茂原。徒歩14分で『とうちゃこ』です。)

まさか40分もかかるとは思ってもなかったので、チェックポイントを見つつ列車の時刻を調べました。時刻9時半過ぎで、当初乗る予定にしていた便は、銀行立寄につき『さようなら〜パー笑い泣き』。順番で行くと次のチェックポイントは太東の『外房線旧線跡』ですが、最南方のチェックポイントで内房線の太海〜江見間にある山生橋梁にも行きたい。二者択一(次を攻めるか、最南方を攻めるか)にせざるを得なくて、前者なら10時5分発の総武快速から来る上総一ノ宮行、後者なら9時55分発の特急わかしお・安房鴨川行のどちらかになります。ちょっと迷い、時間優先で考えた時、特急で鴨川まで行きそこから乗換で内房線の江見まで行って、まずは一つずつ確実にチェックしていくことに。橋梁そのものを撮るためには江見駅で下車した後、太海駅方面へ歩いて戻る必要があります。行こうとしたんですが、地図を見て、一時間に一本の列車を考えると次の便(鴨川方面)には間に合わない可能性があります。それでも一応30分限度で歩いてみることにして、30分歩いて橋梁ヘ到達困難となった場合は引き返そうと考えました。

結果的に30分ほど歩いて、『無理』と判断。江見駅へ引き返し、車内から橋梁そのものではないけど、そこから見える景色を撮ろうと思いました。



ちょっと慌ててしまい、列車の扉も写り込んでいますが、撮ろうとした時に杖が落下。カメラを起動させたままスマホも落下。結果、こんなのも撮れました。



たぶん橋梁の寸前だと思います。傘が折り畳みだったら…というところもありますが、一日雨と聞き、長い傘を持って茂原駅まで歩いた時、予報通りの降ったり止んだりで傘を差したり閉じたりの繰り返しだったので『邪魔だな』と思ったりもしました。



因みに、内房線・外房線の終着駅は安房鴨川ですが、ダイヤ改正の再編により、安房鴨川駅での折り返しは、一部列車を除き『外房特急のみ』となりました。時代の変化か、内房線・外房線の列車運行編成、実はそれぞれ『千葉〜安房鴨川』から徐々に変化していて、数年前は内房線で『千葉〜館山』『館山〜安房鴨川』と区切っていました。でも、こちらの新型車両『E131系』の投入により、行先も次のようになっています。


内房線『千葉〜木更津』

外房線『千葉〜上総一ノ宮』

内房外房相互直通『木更津〜上総一ノ宮』


E131系の投入は知っていましたが、『木更津〜安房鴨川』『上総一ノ宮〜安房鴨川』でそれぞれ折り返しているものだと思っていました。そうではなくて、安房鴨川を終着駅から中途駅にすることでトライアングルのようにダイヤが構成できるか…と気付き、それが正しいわけでもありませんが、納得しました。最初、太東の時刻表を見て、無印は鴨川行き、勝は勝浦行、大は大原行…と普通に理解していましたが、木を見て固まってしまいました。『木…?、何処だよ…』とブツクサいうところで、木更津と判り納得。E131系とは試運転の時に誉田で対面していて、その時以来。実際運行での乗車は、もちろん今回が初となります。



鴨川方面へ戻る時に撮ったんですが、座りながらでしかも照明も写っちゃって少し見づらいですが、なるほど安房鴨川(英語表記の画面だったのでAwa-Kamogawaですが)の左側は外房線を示す赤い線、右は内房線を示す青い線が表示されていました。京葉線や総武快速と違い、2両編成でワンマン運転の車両で、乗降時のボタン付きです。画面は扉の上に一つだけですが、シートはボックスとセミロングが混在しており、トイレ付きで、もちろん防犯カメラも付いています。



そんなこんなで鴨川で一旦下車&昼食、13時28分発の一ノ宮行で勝浦へ。勝浦には、外房線の複線記念碑があります。

時間の都合上、太東の鉄道遺産・外房線旧線跡は次回へ持ち越しにしましたが、このツアーは今月一杯までなので、次は在宅勤務の日を休んで再び家族を欺き再開します。


千葉県民の日は、大概の学校が休校になり、僕らの頃も確か休みにだったような気がします。萩原公園からの途中に、中学校と高校がありますが、スポーツの部活動でしょうか…声を掛け合っていました。その他地域では鴨川シーワールドで入場料が割引になったりします。


今日の県民の日は、休暇にしようかどうしようか実は迷っていました。別途用件が明日16日もあって、そちらは必須なので、15日(今日)はキャンセル?とも考えたんですが、自分のための休みを再検討したくはないな…と思い、連休にしました。先述の『時間の都合上』は、明日の自分の朝食を買わなくてはいけないので、その時間が欲しかったんです。それでも久々に南房総まで行けて、一時雨降る中でしたが一部ながらその区域をちょこっとウォークできました。傘を差しながら杖をつくというのは少々大変ですが、雨がザーザー降りでなかったこと幸いに、途中杖はストラップで手首へ通して傘を持ちつつ歩いて行きました。もちろん路面スリップを警戒しつつ歩きましたが、徐々に杖つかなくても歩ける距離が延びてきていると感じます。これまで考えていませんでしたが、今度は杖は持つものの、あまり使わない日を設けて、『痛みは出ないか』『時間としてどれだけ持久できるか』調べてみようと思います。職場内では現在全然使っていないので、一時的な外出時とか、そろそろ考えてみようと思います。来年の県民の日に、『もし』今回同様な休暇外出の予定をした時は『おそらく』折り畳みの杖を使って(携帯して)いると思います。

明日も遠方へ行くので、今日はこの辺で。


Kuronozoでした。