フィッシュ・スカルの再来・1
最近また少しづつシングー魚のスカル標本をイジくっている。正月のノートへの書初めに、「新しい魚族スカルに挑戦する……」というのがあったような……(笑)。
シングー下流のオスカー
昨年、アクアライフ誌に「アストロノータス、オセラータスvsクラッシピンニス」というカラー2ページ原稿を書いた。そのときに、背ビレの条数などを確認するため、シングー下流にあるヴィットリア・ド・シングーの魚市場で、オスカーを数匹購入した。ウロコを取り除き身を3枚におろして、身肉は冷凍保存。その後に解凍して、エスカベッシ(地中海レシピのひとつ)などにして、胃袋に収めた。頭部は、別途に冷凍庫に入れておいた。
オスカー頭部を解剖して骨を剖出
シングーに多いピラニア、カショーロ、タライロン辺りから製作を始めた関係もあって、実を言うと、今まで手掛けたスカルはカラシン類だけに終始していた。昨年やっとこ、アロワナにも着手したけど、ナマズやシクリッドには、腰が重かった。ナマズに関して言えば、ブツがデカいので冷凍庫のスペースを取られてしまうことが、腰が引けていた理由でもある。シクリッドは、魚類の中の進化群で、上顎の構造が複雑なんじゃないかという妄想があった。
組み立て中のオスカー
しかし、実際にオスカーの頭骨をイジってみると、思っていたほどムズかしくはなかった。
続く


