夢釣り行脚・南部パタゴニアの秋・その29
さすがに宝庫だけあって、恐竜化石は多彩だった。アルゼンチンは、南から北までいたるところに恐竜産地がある。
アルゼンチンの恐竜産地
なんで同国に化石が多いのかは、限りなく明白である。堆積盆地が広く分布しているからである。当然、同時に化石燃料も埋蔵量が多い。フエゴ島の先住民が使っていた炎も石油だった。パタゴニアの平原には、天然ガスを採取している施設がたくさんある。
アウストロラプター
ドロマエオサウルス類という恐竜群がある。小型の種類は、樹上性で羽が生えていて、一部は間違いなく飛べたと考えられている。アルゼンチンからは小型から大型まで数種のドロマエオサウルス類が記載されている。その中でも最大級のサイズで恰好がいい南のラプター。
アマルガサウルス
ディプロドクス系の草食恐竜だが、首から背中の背骨に奇妙な長い突起があるヘンな恐竜がアマルガサウルスである。
恐竜の展示
この他にも、たくさんの種類の恐竜があったけど、お話しが長くなるから今はやめておこう。
続く