夢釣り行脚・南部パタゴニアの秋・その25
夜半から雨模様になった翌日、ちょっと川に寄ってみたけど、かなり濁って増水していたし、予報通りの強風になってしまった。風はまったく止みそうにない。こんな日にしゃかりきになっても、ムダと判断した。明日は、ブエノスに戻る日。よぉ~し、今回の夢フィッシングは、お終いにして、付近の観光でもやっちゃおう。
南部パタゴニアの沿岸
ガジェゴス川の河口部の海岸にいってみた。途中でチッコ川下流の橋を渡る。インターネット情報では、この川の中流は近在でも大型のブルックが生息するとあった。しかし、現在は禁漁河川になっている。大西洋の大海原に出ると、風はさらに強かった。どのくらい強いかって言うと、立ってられないくらい(笑)。砂利の浜を散策すると、おや、鳥の死骸が転がっている。種類は判らないけど、ペンギンである。ビーグル水道のほうに行くと、ペンギンがウジャウジャといるらしい。有名なコウテイペンギンもいるのかな?
ペンギンちゃんの寂しい死骸
砂利浜には、大きなムール貝の死殻やセントーヤ(食用カニの一種)の断片が落ちていた。記念に少しだけ拾っていこう。
レンブランサ(思い出品)に貝殻などを拾う
リオ・ガジェゴス市内にあるスーパーを散策したとき、海鮮品コーナーをチェックした。ムール貝とか魚類の冷凍が置いてあった。
マッシュルームが生えてるよ
ガジェゴス川や支流の河原の土手には、自生のマッシュルームがたくさん生えている。摘もうと思えば、いくらでも採れる。今回は、南部パタゴニア地方の都市状況を知らなかったから持参していなかったけど、オレは、110V~220V対応の電熱器を持っている。スーパーで少し海産物を買って、釣ったトラウトを切り身にして、キノコもブチこんだ鍋物をホテル部屋でやるなんてステキだ。次回はやってみよう。
続く