夢釣り行脚・南部パタゴニアの秋・その22
さて、翌日はガジェゴス川の上流のほうに向かう。今までも何度か車中からチラリとみた、白黒哺乳類が道端にいた。車を止めてもらい、写真を撮る。パタゴニアスカンクである。フンボルトブタハナスカンクと呼んでもいい。脅かして放屁されるとヤバいから、そっとシャッターを押す。
パタゴニアのスカンクちゃん
それから1時間ほど走ったとこで本流に降りたら、対岸にキツネがいた。南米に生息するイヌ科イヌ亜科の南米クレード(系統群)のクルペオキツネ属の一種かと思う。南米クレードに分類される最大種は、ブラジルのパンタナル湿原やパンパ地方に生息するタテガミオオカミ。南部パタゴニアに近いマルビナス(フォークランド)諸島にフォークランドオオカミってのもいたけど、大英帝国系サピーが1876年に皆殺しにして絶滅させた。
キツネさんも観てる
キツネをギャラリーにして、2尾の小型ブラウンをルアーで釣った。最初のは、尺級でシーランっぽい銀化の個体だった。ガストンが言うには、小型から超大型まで、いろいろなサイズがガジェゴス川を遡上してきて、また海に戻ったりを繰り返しているらしい。
シーランの小型
次に同じポイントで釣ったのは、40センチ強くらいで、けっこう白っぽいんだけど朱色の斑点がある河川型である。やっぱ上流に行くほど、レジデンテ(居着き)が多くなるようである。
白い河川型ブラウン
さらに上流へ向かうと、アルト・ガジェゴス地域になる。チリとの国境に近いところまでいくと、ルーベンス川とペニテンテ川の合流点があって、ここからガジェゴス川が始まっている。
続く



