夢釣り行脚・南部パタゴニアの秋・その20
いやぁ、今日は上出来じゃないか! スプリング・クリークで河川型ブラウンのロクマル、本流で降海型のハチマル(くらい)を同日で(嬉)。この時点で、ほぼ今回の夢行脚は満足。後は流しでもいいかな?
こういうシートラをフライで釣りたかったんだ!
さて昨日、ガストンから、明日の晩飯をウチで食おうぜ、と招待されていた。南パタゴニアのトラウトで美味しい種類は何だい? と前に聞いたとき、彼はトゥルッチャ・フォンテナリス(ブルック・トラウト)だと答えた。その2つの伏線を絡めて、翌日の釣り場は、またコイレ・スル川にした。
再びコイレ・スル川
前と同じ河川敷に到着した。ちっと昆虫観察でもしようかな。今まで原野を歩いているとき、風が弱まると、たまに黄色い小型蝶が舞っていたけど、じっくり観察しようなんて余裕はなかった。まずは大義であらせられる魚を釣ることを特命としてたからね。だけど、一応は作品を仕上げた満足感から余裕がかませた。黄色い小型蝶は、コリアス(モンキチョウ属)と確信はしていた。ポイントを移動するため河原を歩くときに捕まえてみたら、その通りだった。
コリアス・レスビア・ヴァウチェリー♂♀
採集したボーチェルモンキチョウは、確かに幻のコウテイモンキチョウ(コリアス・ポンテニィ)に少し似た雰囲気はある。ポンテニィがどっかに生き残っていることを信じたい。昆虫遊びをしながらも、ブルックはポツポツとフライに出てくれた。本日の釣果は、♂2+♀1という感じに楽しめた。それにしても美しい。
次は、もっと大きいのを釣る!
今日は途中で、ガストンがデカい個体を見つけた。感じとして、ロクマル弱で3キロくらいかな? でもフライを食ってくんなかった。いつの日にか、このサイズも釣りたいね!
続く