夢釣り行脚・南部パタゴニアの秋・その19 | 南米・鳥獣虫魚・探遊

夢釣り行脚・南部パタゴニアの秋・その19

リオ・ガジェゴス市に戻る途中で前と同じパターン、そうガジェゴス川の本流に寄った。南部パタゴニアの良いところは、日没が遅いことである。何しろ南極に近いくらいに緯度が低い。すなわち、釣り時間を長くできる。午後7時過ぎ、まだけっこう明るい。先日6キロを釣った同じ場所で、柳の下の二匹目のドジョウを狙うことにした。一般に、柳の下には、もう何もいないというのが定説なってるけど、アマゾン釣り女神はオレのアミーガ、だからなんとかなるかも?

 

ガジェゴス川に美しい虹

 

ガストンは、シートラはニンフが下ってくるときに食うことを強く主張している。そして、ここでの秘策は、こうやるんだと解説した。ははは、それって極東島国の清流で効果がアル、いわゆる“アンマ釣り”じゃあないか(笑)。ところで、アンマって語句は、禁句だっけか? ロッドを持つ手をだらりと下げる。武蔵の天下無双、あるいは矢吹丈のノーガードの気分。そして流れと同じくらいの速さでロッドを前に突きだす。そして、手前に引く。それの繰り返し。FFのアンマ釣法って、なんだか自分でやってて可笑しい。ところが……

 

デカい魚が掛かった!

 

アンマさん十数回目、ドシンという感じの強いショックがラインを止め、そして対岸に疾った。リールの下に掌を添えてドラッグをかけながら、ラインを魚に出させる。先端の重いシンクチップ部分が、すぅ~っと浮いたと思ったら、豪快なジャ~ンプ! で・で・で・デカいよね(笑)? 待ってました。これが南部パタゴニアだぁ~! ガストンがアイフォンで動画を撮っているのが判ったけど、恰好をつけているバヤイじゃなく、かなりヤバイ。し・し・し・慎重に、や・や・や・やろう。まあ、いつもアマゾンで怪魚&大魚をやっているオレさまだぁ、まあ何とかなるさ。

 

素晴らしい魚体

 

岸にずり上げた魚体は、まさしくデカ・シートラ。ガストンは、査定9キロと評した。彼は再び、ウステ・ティエネ・スエルテ! と吐いたんで、左手で右の上腕をポンポンと軽く叩いて笑った。

 

続く

 

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