10月のシングー・ファイト編・12
カジュイ湖では、陸っぱりもやった。Mちゃんが釣ったけど、彼のロッドにキズがついていたんだろう、ファイト中に折った。
ゲットしたけど
オレのフライでは、小さなイエロー系のピーコを2つ追加。モノクルス種とされているシクラ属。
♂のピーコちゃん
浅場で、ちょっちピーコっぽくないアタリがあって、エキデンスが釣れてきた。シクリッドの一種で、ペルー・アマゾンではブフルキって呼ぶけど、ブラジル・アマゾンでは、アカラあるいはカラと呼ばれている。
エキデンスくん
カジュイ湖のフィッシングは、まあ満足できる結果が出たけど、毎日ここに入るには、水路の通過往復がしんど過ぎるよ。漁師のヘナットと相談して明日からは、別ポイントでやることにした。
新開拓のポイント・シチュエーションは、いわゆる極東島サピーにとって、まさにアマゾン・フィッシングのイメージそのもの。その理由は、ピーコ好きのボンバダ・テルちゃんがユーチューブでいくつも映像を流して感化しているからね。いわゆる岸辺のストラクチャをピンでタイトに撃っていく形式。
Mちゃんのピニーマ
Mちゃんも、テル方式にまるまる洗脳されていて、若いのにイメージが3億年前のパンゲア堆積岩のように硬化している傾向があった。だから、シングー上流の岩場からの陸っぱりに違和感があったんだと思う。それが上流スキル習得が遅れた要因かも知れない。下流でイメージがシンクロしたMちゃんが、ピニーマ種ピーコの爆釣を始めた。
続く




