今年のアジトで怪人がやっていたこと・その2
昨日ちょっと紹介した遊び①について、軽く解説をやっておこう。将来的にもっと実際に実践度が上がったら、詳しいお話しをブログで書こうと思っているけどね。まずセラサルムス科のオムニボロス(雑食性)たちのフライ・フィッシングついて。シングーには、いろいろな種類がいる。
シングーには異形ドルフィン・パクー(Ossubtus xinguensis)もいる
ご覧のように、これらの魚族はやや扁平で体高があるのが特徴だ。一般にこういうフォームをした魚は、掛かってから強いファイトを見せるんでアングラーに人気がある。例えば、USAキーウェストや中米カリブ海の沿岸にパーミットというアジ科の魚がいる。性格が気難しくてフライでのフッキングは難しいけど、それ故に、のめりこんでいるオタクたちもいる。
カリブのフライ・フィッシングって、なんとなく陽気なイメージがある。ノーテンキが大好きな怪人は、アマゾンでもパーミット・フィッシングと似たような遊びができないかと考えた。イメージしたのが、セラサルムス科のパクー系統。この仲間を草食と記述している記事も多々あるけど、ホントウは雑食性が正しい。岸辺で熟れる果実もよく食うけど、昆虫や水中の甲殻類も大好きだ。シングーには、いくつかの種類のトリコダクチルス科の淡水カニがいて、案外とその数が多い。
おそらくシングー特産種でないかと思うパクー・デ・セリンガ(昨日の画像参照)は、名前の通りセリンガ(ゴムの実のこと)をよく食うことからの命名で、セリンガが水面に落ちる時期、すなわち増水期には、ハリに果実を刺して狙うことが多い。しかし、乾期にはセリンガの実はないから、ジモピー釣り師たちは岸辺の岩をひっくり返して淡水カニを採って、それをエサにする。乾期のカニエサはけっこう万能的で、レポリヌスやシルバー・ドラドなども食ってくる。
カリブ沿岸のフラットで流行っているのが、サイトによる魚影の視認で狙うフライ・フィッシングだけど、使用するフライは、浅場で主なエサとなっている甲殻類をモチーフにしたものが多い。これでカリブとアマゾンのイメージがカニさんで重なった。
タックルは、#7~#9くらいのフローティングかな? リーダーに重めのシンカーつけてマーカーのルースニングも良いかも知れない。さてさて、今年の乾期の結果はいかに……
続く
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