2014年、熱帯魚観察チーム・その10 | 南米・鳥獣虫魚・探遊

2014年、熱帯魚観察チーム・その10

トカンチンス河


アウロラ・ド・パラで遊んだ日は、ウリアノーポリスという町まで走ってペンションに投宿。翌朝さらに南下し、お昼ころにトカンチンス河畔のマラバ市に着いた。



トカンチンス河に掛かる橋


橋下のトカンチンス本流で潜ると、マンチャ・デ・オーロがけっこういるのが判った。ポルカドットに似た黒地に白斑点の美しい淡水エイである。この日は、マラバ市内のホテル泊って、明日ボートを借りて岩場小島に渡って本格的にマンチャを狙うことにした。



ボートを使い岩場に渡る


オレは沖で潜らなかったんだけど、狙い通りマンチャはたくさん観れたそうである。近場で遊んでいたら、岸岩の近くにレトロクルスがいた。吻部が尖ったシクリッドである。



宝石風な輝きがあるレトロクルス


テトラ類にもいろいろな種類がいた。テトラ有名どころ、例えばヘミグラムスとかハイフェソブリコン、モンクホーシャなんて連中の属を見分けるための固有の特徴ってば、前顎骨の内側列に歯が何本とか、尾ビレ基部にウロコが被っているかとかなんで、泳いでいる外観からは、属の同定なんて、とぉ~ても可能じゃないよ。



名前の判らないトカンチンスのテトラ類


マンチャを追っていたジロさんが屈みながら岸辺に戻ってきた。「オガワさぁ~ん、これ何ですかぁ~?」、というお声に水に入ってみると、マユゲなし(?)のマユゲエイである。以前はディスケウスって呼んでいたけど、最近は確かパラトリゴン・アイエレバになっている楕円形のヤツ。オレも水中写真を撮らせてもらおうっと。ピタっと岩に張りついたマユゲなしマユゲは、素晴らしい擬態色だった。



岩の色に溶けこんだアイエレバ


この時期のトカンチンスって水が思っていたよりも澄んでいた。ジロさん&ゴロさんも楽しく遊んでいた。



子供のように夢中になってる二人


シングーやトカンチンスなどのブラジル高原斜面、そしてアマゾン本流の北側にあるギアナ高地斜面には、カワゴケソウの仲間が岩場によく繁茂している。食べたことないけど、けっこう美味しいというお話も聞いたことがある。もちろん魚類のエサにもなっている。



カワゴケソウの一種


この奇妙な水草を主食にしているだろうと言われるのが、セラサルムス科のトメテスってパクー系だね。最近、北岸トロンベッタス川から新種が記載されているし、シングーにも未記載種がいる。


続く


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