2014年、熱帯魚観察チーム・その3 | 南米・鳥獣虫魚・探遊

2014年、熱帯魚観察チーム・その3

ベロ・モンチの工事現場


さて、陸路移動である。アルタミラからベロ・モンチの渡しバルサ(フェリー)まで約70km。バルサの少し手前に発電用の巨大堰堤の工事現場がある。ゴロさんは、TV関係などの仕事をしている関係で、ネタとして工事の撮影をやりたいとおっしゃる。まあ道路から、ちゃちゃっとやっちゃってくださいと約束しておく。ってのも、ここの工事には過激な反対派なんかもいて、現場画像や映像について工事担当、北伯電力公社(ノルチ・エネルジア)は、けっこうピリピリしているからである。ここで官憲なんかに引っかかったりしたら、まだ長丁場のあるチーム運行に支障がでちゃう。公道から写真を撮るのは、もちろん禁止ではないんだけれど、権力やポリは怪しい輩をお縄にするのに、いくらでも理由を捏造できる。これは、極東島国の桜田門でも同じだね。



トラック運ちゃんの視線が気になるベロ・モンチの工事現場


頻繁に出入りしている大型トラックの運ちゃんたちが、ウチらをジロジロ見ているぞ。おそらく怪しそうなヤツらがウロチョロしてたら事務所に報告するという決まりになっていると思う。早々にトンズラしましょう。フェリーの手前でポリカーとすれ違った。ジロさんは、「ゴロさんを捕まえにきたんだゼ!」、と笑ったけど、もしかしたら冗談ではないかもね。まあ無事にバルサに乗ることができた。

シングーの渡しは、15分ほどで対岸に着く。オレは何度も渡っていて景観を楽しむのもアキてるから、バルサに乗っていた女の子でもからかうことにした(笑)。



バルサ上の一こま


アルタミラからマラバに向かうトランスアマゾニカ街道も何度も通ったことがある。おもえば、1987年だったかな、ベレンからサンタレンまで、ここを始めて走破したときには、恐ろしくヒドい悪路だった。でも、橋の下を流れている河川の水の色は、今よりも澄んでいたような記憶がある。30年の歳月ってのは、アマゾンでも悲しいもんだ。確実に河川は、汚れてきている。



トランスアマゾニカ途中のパカジャ川も潜るほど澄んでいない


近年の状況では、アルタミラ~マラバ間の河川で潜ってよく魚類が観察できそうなところがない。そこで一気にツクルイまで走ってしまう予定にしていた。この行程は、オレが思っていたよりも道路事情が悪くて、案外と時間を食ってしまった。そんなこんだで、この日は潜りなし。ごめんなさい。

夕方のまだ明るいうちにツクルイに着いたので、付近の水の状況をロケハンすることにした。ダム湖水の水は、かなり澄んでいた。しかし、岸辺に見える魚影は薄い。次に堰堤の下の岸辺に行った。ここも水が澄んでいる。よし、明日はここを攻めよう。河畔にあったボート屋さんでエンジンつきのパイロットつきのボートを予約した。



ツクルイ・ダムと湖


続く


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