8月のシングー・1
今日から2014年8月に催行したフィッシング・チーム報告に入る。オレがやっているFT(フィッシング・チーム)は、始めに決定になったチームを優先にしてスケジュールを埋めていくことを基本としている。何たってAMAT式コーディネイト同行ができるのは、このテラ(地球)上でオレしか生息していない(笑)からである。
連絡は、「おおむねxx月のxxxころ……」、という希望から始まるのが普通なので、オレは「xx月xx日~xx日は、空いてますのでOKです……」、という返事をだす。ところが隊員の都合で日程が変わったり、日数が変わったり、場所によってインフラの空きがなかったり、などなど色々理由で順次、けっこう調整が必要になる。今年の8月は、何本かの問い合わせがあった。Nさんのフィッシング希望が入ってきたのは、そんなに事前ではなかったけれど、8月チームのおおむねが別時期への移動、あるいはキャンセルもあったので予定を組むことができた。
美しいレッド・ピーコだけど、いろいろな意味でアプローチが近くない
Nさんは、「ツクナレ・フォゴ(レッド・ピーコ)を釣りたい……」、というのが第一希望だったけど、インフラの空きがなかったし、予算もデカいことを伝えて断念してもらった。そこで、第二希望のタライロン、カショーロ、ピララーラ(RTC)に絞って、ポイントをシングーに決定した。勤めていた仕事から転職するチャンスを利用したいとのことで、スケジュール期間は決定済みだった。催行まで2ヶ月もなし。彼は他メンバーを探してたし、オレもブログで募集をかけた。でもぉ、急にこういうお話しを持ちかけても、極東諸島の仕事忙殺サピーには遠いアマゾン(笑)。予想はしていたけど、その時期に合致した希望者は現れなかった。
プログラム概要は、まずシングー最下流のヴィットリアで3日間ほどペンション泊まりでフィッシング、続けて数日ほど上流部キャンプ・フィッシング。けっこう期間が長いので、同じ場所でやるよりも2箇所の違うシチュエーションのほうが面白かろう。それに上流部キャンプ付近は、携帯電波なし、女の子のいるボアッチもなし、売店すらなしだから、数日以上の滞在にすると食料&飲料物資が膨大になるし、氷の補給もできないので、後半になると冷えたビールが飲めないのが何よりツラい(笑)。
2箇所の違うシチュエーションという意味について軽く解説しておこう。シングー河には、アルタミラ市の下流に船舶も往来できない豪快な急流がある。水路をふさぐ規模の急峻は、魚類の移動交流の障壁になるから、個体群の隔離がおきる。数十万年~数万年もそれが続くと、急流の上下で別々の進化がおこる。すなわちシングーでは最下流とアルタミラ上流の魚族がかなり違う。
続く
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