博物画のお話し(付ピーコックバスの研究)・10 | 南米・鳥獣虫魚・探遊

博物画のお話し(付ピーコックバスの研究)・10

テメンンシス・2

Cichla temensis (2)


シクラ・テメンシスは、同属の中で最大、いや同科(シクリッド)中で最大に成長することで知られている。世界中のキ印アングラーがアマゾンに集結するのも、この魚のせいだね。巨大なヤツが現われるキャパは、おそらくネグロ河水系にある。しかし、レコード級は水位が極端に下がった年以外は簡単ではない。何度かブログで書いているけど、ネグロ河の水位は近年かなり気まぐれである。地球温暖化のせいかも知れない。年によっての違いが大きく、今年は下がるのか下がらないかの予測が難しい。



2010年11月24日のネグロ河


近年では、2010年が超低水位の年だった。上の写真は、マナウスの外れにあるポンタ・ネグラ砂浜の空撮である。流入しているのは小型支流のタルマン川だ。画像の左下端にある緑の草が生えた陸地を見たのは始めてだった。この年、オレは9月始めにペルー・アマゾンからマナウス⇒アルタミラと進み、10月にパンタナルのピキリ川でフィッシング(124cmのピンタードをルアーで釣った)、その後ノブレスの水中探遊してタパジョース河源流に入り、11月にはまたペルー・アマゾン、2011年1月にウカヤリ河を遡って原種ネオンテトラ探索、そして2月にアルタミラ入り、という超グレート・ジャーニーしてたんで、良シーズン・フィッシングのネグロ河には行けなかった。



現在のワールド・レコード(2010年11月)


この恐ろしく水位が下がった2010年は、もちろんネグロ河の巨大ピーコックバスの大当たり年だった。現在のIGFA(国際釣り連盟)のレコードは、この年の11月3日にネグロ河のサンタ・イザベル付近で釣られた13.19キロとなっている。この年ネグロ河に入る好運児だったのが、ボンバダのテルちゃんで10~12キロをバンバン釣ったそうである。超デカいのを掛けて、こいつはワールド・レコードいただきだぁ、って怪物にリップローラーのごついヒートンが広がって逃がしたんですよぉ(涙)、って言っていた。



フライ・デ・ピーコ(2012年2月)


翌シーズンの2011年暮れ~2012年初頭、ネグロ河の水がま~るで引かなかった。悲しいことに、オレに3人のネグロ隊員チームがあった。数キロ弱まではでたけど、大物は出なかった。



ネグロ河のテメンシス(2012年11月)


明けてその翌シーズン、2012年暮れ~2013年初頭、水はまずまず引いた。2012年11月にオレは隊員とネグロ河に入った。ボンバダのテルちゃんとネグロ河畔のバルセロスで会うはずだったんだけど、彼は地元カメ料理に当たって具合が悪くて(笑)、すれ違いになった。


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