博研・47:外伝・16:ブラジル化石を報告した英国学者
スミス・ウッドワード
ウッドワードは、1865年生まれ。大英博物館の博物学者である。
リオ・グランデ・ド・スル州サンタ・マリアは、中生代三畳紀の脊椎動物化石産地として知られている。「パウリスタ博物館の創始者イェーリング(博研史・その28に登場)は、サンタ・マリア在住のジャンゴ・フィッシャーから寄贈されたサンガ・ダ・アレモア地区産の骨格化石を友人のウッドワードに送った。その標本からウッドワードは、いくつかの爬虫類を記載してヨーロッパで報告した。
ウッドワードが記載した哺乳類型爬虫類に、採集者フィッシャーの名前を冠したスカフォニックス・フィッシェリーがある。しかし、その後の研究でダーウィンのブルドッグと呼ばれたハックスリー(博研・その18に登場)が記載していたヒポロダペオンのシノニム(同種異名)とされて、スカフォニックスが消された。出っ歯のカエルみたいなヤツである。
ウッドワード記載じゃないけど、もっともキモいサンタ・マリア産化石は、巨大カエル(?)のカブラリア・ラヴィナイだろう。全長は、1.5メートルくらい。復元画の笑顔が楽しい。
サンタ・マリアは、原始的な恐竜もたくさん発掘されている。テユワスー、グァイーバサウルス、スタウリコサウルス、サトゥルナリア、ウナイサウルス、サシサウルスなどだ。一部は、史上最古の恐竜ダービー争いにも参加している。
ブラジル大型古代哺乳類の権威パウラ・コウト(次回登場の予定)は1952年、ウッドワードの名を冠したアスミスウッドワーディア・スコッティってイタボライ産の奇妙な哺乳類を記載している。
ヘルマン・イェーリング採集のサンパウロ州タウバテの淡水魚類化石を始めて記載したのもウッドワードだった。
★2012年度:フィッシング隊員募集中
グランデ・オガワとアマゾンの猛魚を釣ろう!
http://amazonfishing.blog134.fc2.com/blog-entry-142.html
●アマゾン猛魚・頭骨博物館
http://amazonfishing.blog134.fc2.com/blog-entry-81.html
●シングー・クラフト
http://amazonfishing.blog134.fc2.com/blog-category-11.html





