XC-34・アマゾン魚のお味大全・02
カラシン類のお味
カラシン類は、旧大陸に分布勢力を持つコイ目(もく)に近縁のオーダーである。しかるに、肉質にも似た傾向がある。日本の釣師が遊ぶコイ類に、コイ、フナ、ウグイ、オイカワなどがいるね。一昔前、ジャパンに自然が残っていたころ、内陸地方では釣ったコイやフナをよく食べていた。現在の極東の内水面、とくに低地の湖沼は水質が悪くなった。魚味ってのは、水質にたいへん影響されるモンだから、今はヘドロが調味料(笑)。
清流で釣ったウグイやオイカワを食べるヒトは多い。調理して賞味したことあるヒトは知っているけど、ちょっと気になる小骨があるよね。この小骨が多いという特徴は、コイ類&カラシン類の共通の特徴であ~るね。背骨から側面の肉に、二股、三叉、あるいはもっと分岐した細い骨が入っている。コイのアライを薄切りにするのは、口当たりを少しでも滑らかにしようってのが理由だ。
さてカラシン類は、小骨はあるけど、総じて美味しい魚である。お味は、ファミリーや食性によって違いがある。クリマタ系のようなコケ食いは、独特の風味がある。肉によく脂が乗るのは、果物食いの系統だ。その代表はパクー類、すなわちセラサルムス科の魚たちである。同科は、ブログで研究を載せているんで、そっちを参照のこと。肉食のピラニアのお味にも特徴がある。
南アメリカ大陸カラシンで最大に成長するヤツは、何だろう? モノの本には、セラサルムス類のタンバキー(ブラック・コロソマ)って書いてある。30キロを超える野生モノをロンドニア州マデイラ河で観たことがある。ドラードの♀もデカくなる。30キロ以上に成長する。タライロンも20キロは超える。
カラシン類は、大型個体になればなるほど美味しくなるね。カラシンおばさんは、年増になると、肉にトロンと脂が乗ってくるからね。カラシンに限らず、魚は産卵前がイチバン美味しい。いわゆる旬だ。次回からカラシン類のお味を各種解析していこう。
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