B19.続・コロンビア美女 | 南米・鳥獣虫魚・探遊

B19.続・コロンビア美女

ファニー・ルー


BGMは、オセアニアから南アメリカ大陸に戻る。コロンビアには、3回ほど行ったことがある。標高のあるボゴタ(2640m)は、薄ら寒い都市だけど、コーヒーの美味しさと美女の多さは抜群だった。ボゴタでは、2軒の昆虫標本商を訪ねた。一つは、ヘラクレス&ネプチューンの専門屋。やはり大物は少なくて、小型&矮小個体を山のように不正在庫してた。性格の悪いツノ曲がり個体もたくさん持ってた。


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ネプチューンオオカブト


もう一軒は、学者さんっぽいヒトで、いろいろな昆虫を持っていた。高山蝶も多かった。コリアス(モンキチョウ類)にかなり惹かれたけど、こんなのコレクション始めたら、確実にアリジゴク(笑)落下なんで諦めた。


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アンデスのモンキチョウ


コリアスを集めてみようかな、とちょっと夢想したのには理由がある。、オレの夢の1つにコウテイモンキチョウ(皇帝紋黄蝶)、すなわちコリアス・インペリアリス(ポンテニー)の採集ってのが、まだ残っているからだ。この小型チョウについては、ブログのどっかで、そのうち詳しく登場させる予定がある。


ボゴタ周辺は寒冷地なんで、湖沼や河川に北アメリカから移植されたレインボウ・トラウトがナチュラライズしている。まあまあサイズもいるみたいなんで、機会があったらフライ・ロッド(捕虫網も)かついで再訪してみたい。


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コロンビアのトラウト・フィッシング


ボゴタ市内には、たくさんの宝石屋があった。もちろんメダマは、エメラルドだ。インクルージョン(亀裂)の多い宝石だね。「キズのないエメラルドを探すのは、完全無欠な人間を見つけるより難しい」という諺がある。たしかにオレも鏡を見るたびに、後者なら見るような気がする(笑)。インクルージョンを隠す裏技をサンパウロの宝石屋で見たことがある。オイル・サーディンみたい(笑)に何日も油漬けにするのだ。亀裂に油がしみ込んでキズが隠れる。


コロンビア・エメラルドは、ゴンサーロ・ケサーダが、1538年にマグダレーナ川のチブチャ族を征服し、タプイ・アルカ(緑の石)と呼ぶ装飾品を多数強奪したのが発見の発端である。大きな国でもないのに、世界の60%のシェアーを持っている。


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コロンビア・エメラルド


さて、アジトのBGM。ボゴタから300キロほどにカリ(サンティアゴ・デ・カリ)って都市がある。コカイン組織のカリ・カルテルってのが有名だったとこ。ここ生まれの美女ミュージシャンにファニー・ルーがいる。シャキーラの次世代ヴァージョンってところかな。アジト・ライブラリにCelosがある。


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ファニー・ルーちゃん


ユーチューブのCelos

http://www.youtube.com/watch?v=wYjR8MOdYwI



この曲で、テンゴセーロス(わたし、嫉妬してるの)ってフレーズが繰り返される。ラテンでは、オトコもオンナも、つれあいや恋人以外に愛人を作るのが普通(笑)だから、この単語はよ~く使われるね。


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http://amazonfishing.blog134.fc2.com/blog-entry-81.html


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