11月のサルバテーハ・2
プレコ・イクラの季節
もうすぐ本格的な雨期が始まる。シングー河の上流部であるマット・グロッソ方面は、もうかなり降っているに違いない。だもんで、ここ下流の水位が急に昇ったわけね。
季節の移りを感じる今日このごろ。岩場で釣りをしてると、足元の岸辺の浅場からプレコがわらわらと逃げていく。乾期にはあまり岸辺にいないのにね。これは、産卵場所を探してるに違いない。
もうすぐ水位が上がって、プレコも捕りにくくなるんで、漁師のカピシャーバの息子たちに、20匹ほど採ってくるように頼んだ。アジトでの酒肴用だ。もちろん種類は、プレコ味の逸品オレンジフィン・カイザー。思っていた通り、♀の腹の中は、オレンジの卵が満杯である。
いかにも美味そうだよね。プレコのタマゴって、大きさはアキアジ(鮭)よりちょっと小さいくらい。火を通すと、それほど美味しくない。卵の入ったプレコを鬼殻焼きで食べたことあるけど、案外と変哲のない茹で卵味。
これは、ウニにも言える。昔むかし、福島(まだ原発はなかった)のいわき地方で中生代白亜紀の化石掘りをやってたとき、宿屋で当地名物だというハマグリの殻に盛ったウニ卵焼きを食した。豪華に見えるけど、それほどのお味でなかった。
ベレンにある某日本食レストランでも、似たような経験がある。オヤジがカラスミ(アマゾン河口部は抱卵したボラが捕れる)がありまっせ、って言うから頼んだら、焼いて持ってきた。塩辛いだけで、不味かった(笑)。魚卵は、火を通すと本来の珍味が消えちゃうんだよ、味覚音痴のオヤジ。
ということで、プレコ・イクラに軽く塩して冷蔵にした。アジトで肴にしたら美味いこと。
これは、困った。また酒を飲みすぎる(笑)。次にロッジに遡って、まだプレコが卵シーズンだったら、たくさん作っておきたいなぁ。
グランデ・オガワとアマゾンの猛魚を釣ろう!
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