カショーロ分類の考
カショーロは、カラシン目(もく、と読んでね)・キノドン科に分類されている。同科は、数属がいて、その中にキバを発達させた2つの属がある。
★一つはラフィオドン属で、日本の熱帯魚界ではドラド・カショーロと呼ばれている。このネーム、どっかで勘違いあったみたい(笑)。出所は、ブラジル・パンタナル地方のパイクカラシン類(アセストロリンクス属)との混同。アセストロリンクス類を現地では、ドラード・カショーロと呼ぶ。大型になると頬部が金色になるからだ。ラフィオドン類は、現地でカショーロ・ファッコンとは呼んでいる。パンタナル地方には2年以上住んだけど、ラフィオドン類をドラード・カショーロと呼ぶとは、聞いたことがない。
ファッコンとは、大きなナイフという意味である。カショーロ・ファッコンは、アマゾンにもオリノコにもラプラタの水系にもいて、群れをなす。大きいのは90センチちょいまで見たことがあるが、一般に数十センチ級が多い。よくルアーで釣れるけど欠点がある。薄身ボディから繰りだされるパンチにパワーがないのだ。
カショーロ・ファッコン(ラフィオドン属)…パンタナルのピキリ川・グランデ・チーム隊員がゲット
★キノドン科ハイドロリックス属。これがペッシ・カショーロ類である。数種が記載されている。
●その昔、博物学者ウォーレスが標本をエンピツでスケッチしたルーツのあるハイドロリックス・ウォーレシーって種類は、ネグロ河の特産種らしい。一般に小型とされる。ネグロ河水系支流ブランコ川の最上流ウラリクアラに巨大カショーロがいるが、これがウォーレシーかどうか不明。
●オリノコ水系にいる種類は、ハイドロリックス・アルマータスとされている。アルマータスとは、「武器を装備した」というような意味だね。スペイン語圏では、パヤラと呼んでいる。
上写真は、コロンビア・メタ河のパヤラ。魚はどうでもいいけど(笑)、コロンビアの女の子は可愛いね。
●アマゾン水系のヤツは、ハイドロリックス・スコンベロイデスという種だとされる。グランデ・オガワは、アルマータスとの違いが判別できないけど、識者に聞いたら、「日本の熱帯魚界では、巨大になるヤツがアルマータスだと認知されている…… 」とのこと。よく意味の分からない状況ですな(笑)。
しかし、ブラジル・アマゾンにいる種もウルトラマンのように(?)巨大化する。オリノコのヤツは、20キロ以上になるけど、それに負けないくらいのがタパジョース河やシングー河にいるぞ。
☆明日から上流に行きます。ブログは、ちょっと中断。



