ベロ・モンチ・ダム計画・4 | 南米・鳥獣虫魚・探遊

ベロ・モンチ・ダム計画・4

本年2011年の乾期、新ベロ・モンチ・ダム工事が開始される!
インペルアルゼブラプレコが絶滅するかも知れない!



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美しいインペルアルゼブラプレコ


熱帯魚ファンなら、当然ご存知だが、シングー河下流には、「熱帯魚界で20世紀最高の大発見」と称されるインペルアルゼブラプレコという魚が生息している。自慢するわけでない(あるけど……)けど、この美麗種は、1987年に筆者グランデ・オガワ&熱帯魚界の風雲児アマゾンマン・松坂によって発見された。そしてその数年後、ドイツの魚類学者によってヒパンシストルス・ゼブラという学名で新属新種記載されている。


巨大ダム建造で、もっとも影響を受けるのは、水から逃げることができない魚類に決まっているが、その中でもインペルアルゼブラプレコは、影響の危機がもっとも高いと考えられる。
その理由は、その天然分布である。



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インペルアルゼブラプレコの生息地(緑線内)


本種の天然分布地域は、たいへん狭い。シングー河は長大だが、アルタミラ市上流、ベロ・モンチ下流には、インペルアルゼブラプレコは、まったく生息していない。

ダムの注水が完了したら、まずアルタミラからピメンタル・ダムまでの個体群は確実に絶滅する。ピメンタル・ダム下流の個体群も、セメントの毒汁、干上がりなどの影響を確実に受ける。野生のインペルアルゼブラプレコが地球上から消滅する可能性は、かなり高い。これは、悲観的な観測ではない。



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野生のインペルアルゼブラプレコ、水中写真
こんな情景も地球から消えてしまうのか?



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野生のインペルアルゼブラプレコとグランデ・オガワ