365日のシンプルライフ(字幕)

 
ジャンル:ドキュメント
 

キャスト:ペトリ・ルーッカイネン

 

あらすじ:

フィンランドに住む青年ペトリ・ルーッカイネンが失恋を契機に、物に囲まれた生活を一新すべく行った1年間の実験を追ったドキュメンタリー映画。

 

ルールは4つ。
①自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける
②1日に1個だけ倉庫から持って来る
③1年間、続ける
④1年間、何も買わない
毎日、倉庫からモノを1つ選ぶたびに、自分自身と向き合うことになるペトリ。

「人生で大切なものは何か」

自分らしく生きていくための答えが、このシンプルライフから見えてくる

 

 

感想:

不必要なモノを「捨てる」のではなく、必要なモノを「選ぶ」という考え方。

まさに逆転の発想です。

また、ドキュメンタリーですので、登場人物がペトリの家族・友人など実在の人物・人間関係で構成されているところも興味深いです。

ただし、ストーリーは単調で、なにかが起きるということはありません。

フィンランドの街並みや生活様式を楽しむことができる人は楽しく鑑賞できるでしょうが、それ以外の人は退屈と感じるかもしれません。

生活に必要なモノは意外に少なく、それ以上のモノは生活を楽しむためにある。

そして、モノよりも、やっぱり人間関係が大事。

そんなことを改めて知ることができた映画でした。