松井MVP授賞式の瞬間。
1打席目のHRでほぼ決定していたのだろうね。7年間、本当に苦しかっただろう。本人が「野球ができているのだから苦しくはなかった」というのもウソではないだろうが、客観的に見ればそれはそれは忍耐のいる7年間だったと思う。
1年目こそ、初打席・初安打・初打点、さらに本拠地Yankee Stadium初戦ではグランドスラムという華々しいデビューに始まり、プレーオフでのRED SOXとの激闘、World Series、日本人初HRという活躍をみせたが、その後を考えると、ここがピークだったのかもしれないと思わせるほど、それからの数年間は、松井個人に限らず、Yankeesが勝てなかったことが彼自身には一番悔しかっただろう。
昨年、New Yorkを訪れ、もちろんYankeesの試合を観戦したが、そこに彼の姿はなく、最後のYankee Stadiumの雰囲気を味わい、勝利もしたが、何かやりきれない気持ちになっていたのも事実。
あれから1年でここまでNew yorkerの信頼を再び得ることは容易でなかったことだろう。
WBCの出場辞退から、打撃の不振、守備での貢献なし。チーム内だけでなく、街、ひいては母国から懐疑心を抱かれてしまうなんて、あまりにも苦しかったろう。
記録のイチロー、記憶の松井みたいな印象にもなってきたが、イチローのWBCのあの決勝タイムリーもまた忘れられない
シーズン途中から去就問題は報道されていたけれど、松井にはやっぱりNYが似合う、ピンストライプが似合う、そして何よりHRが似合う。
