北京五輪の野球、男子サッカーの惨敗からはや2週間近く。 過去をふりかえらないという点では前向きで良いと思うのだが、2006年のドイツW杯といい、今回といい、もう少し協会とか選手自身から「悔しい」という想いが伝わってきても良いんじゃないかなと思ってしまう。 もちろん、選手の本心なんて分かるはずもないので、マスコミ、メディアが原因でもあるのだろう。

 今更だが、北京の野球とサッカーの感想を。結果とは裏腹に、俺はサッカーの方が理に適ったというか、ある程度納得いくのではないかと思う。一番そう思うのは、選手選考。野球はあまりにもイメージ優先だった気がする。怪我や不安のある選手を選出するのはやはり疑問。WBCの時は乗りに乗っていた西岡や今江という若手を選んで、見事活躍したわけだし、調子が良いというのはプレーだけでなく、メンタル的にも優位に立てるからね。サッカーは予選で活躍し、出場に貢献していた伊野波や水野、青山、母国を捨て帰化までしたエスクデロを外した。オーバーエイジの未使用については俺は肯定派。予選からチーム作りをしているわけだから、プレー以外でも雰囲気とかあるだろうし、その一人が入る事でガラッと変わるのは良い方向か悪い方向かわからない、ある種ギャンブル的なとこがあるはずだから。強いて言うなら前線、決定的な仕事の出来るFWなら分かる。でもいないからね~w 結局3敗、最悪の結果になったけども、惜しいといえば惜しかった。準優勝になったNigeriaがいたし、厳しいGroupだったことは間違いない。America戦のあの1点が入っていれば流れは絶対違ったはず。優勝したArgentinaとも直前のテストマッチでコテンパンにやられたわけではなかった。なんて冒頭とは裏腹に前向きなこと書いてるが、ここからようやく本題。

 

 これを書こうと思ったのは、第24節のJリーグ、REDS×TRINITAの上位対決を観てのこと。HOMEの浦和は堅守で上位にのしあがってきた大分を攻めあぐね、停滞感漂うスコアレスドローに終わった。エンゲルス監督は、HOMEで消極的な引き分け狙いに終始し、後半中盤に攻撃のキーマンであるポンテに代えて守備的MFの山田暢久を投入した。この際、ポンテは自分が交代と知ると激昂、浦和を長く見てきたわけではないけど、あんなポンテは初めて見た。昨季の横浜FCとの最終戦で長期的な怪我を負わされるようなファールを食らった時でさえ、KAZUが間に入れば落ち着いていたし。怪我から復帰したばかり、まだシーズンの試合もある、ACLもすぐひかえてる、今日の大分は崩せない、etc.エンゲルス監督の思うところは多くあっただろうし、意図は分からないでもない。そういったことを超えて、俺が思ったのはJリーグのLEVELがもしかしたら下がっているのではと疑ってしまったこと。レバークーゼン時代にはCLにも出場、レアルに勝利し、「なぜポンテがセレソン入りしないのか」という声も多かったと聞いた。そんな選手が日本でプレーしてくれている。これだけでも正直スゴイことなのだけど、彼がいるといないではまるっきり試合の面白さが違う。そのくらいLEVELに違いがあると思う、個人能力に。Portoに行ってしまったフッキにしてもそう。実際、フッキは早速ポルトガルの地でGOALをあげている。いつだったか、フッキが「Jリーグは終わってる」的な発言をしていたのを耳にした(記憶が正しければw)。“ウマい”Brazilからしてみれば、やっぱりそういう風に思われているんだなぁと感じる。昨季のACLを制した浦和もポンテとワシントンがいなければ、はっきり言って“ダメ”だったろう。ポンテが激昂したのは、戦術への不満もあるだろけど、「この観衆の前で何、引き分け狙ってんだよ」みたいな感情というか、意識の低さみたいなものに反したんではと思う。ポンテは個人的にものすごく好きな選手だ、そのポンテが生涯浦和を宣言しているらしい。こんな良い選手が日本で選手としてのサッカー人生を終えようとしてくれている。これってスゲーことなんじゃないなか~と思うんだけどな。同時に、おそらくポンテをそうさせたのREDSサポーターで、REDSの凄さがこういうとこにも表れるんだよね。日本も捨てたもんじゃないな~ってまたポジティブな結論になってしまったw 世界一が宿命の野球と違って、サッカーはまだまだ発展途上。過度な期待も良くないかな。ともかく生きてる間に日本がW杯を手にする瞬間は観てみたいなと思う。なんかかなりの駄文で、どこにでも書かれているような文章しか書けないが、ポンテの気迫を見て、ちょっと思ったことをつらつら書いてみた。次回は野球。