馬なりネスが、とても縁を感じる土地。

・・・・江戸を知る、という作業を続けています。



そんな中で、であった1冊の本。



「馬なりネス」馬と食とつぶやき-2010041400330000.jpg


お江戸風流さんぽ道 by 杉浦日向子


生き生きと、江戸の暮らしを感じることができる1冊。


この1冊の本に向き合うことで

江戸の社会、コミュニティの成り立ちを知ることができます。



江戸の町並みは、黒・ベージュ・白の色調。

これは日本人の体色と似ていて、

保護色の中で生活する安心感があった。なんて、

理にかなってるんだ。


一方、武家屋敷など塀が長い家は、

道に落葉が積もる広葉樹ではなく、

沿道を彩る梅や桜を植え、通行人に庭をみてもらうために、

敢えて塀を低くする家もあった。町は誰のものか、

誰が守るものか、もう一度考えてみる価値があると思う。


自分が勉強したいことを持ち寄って、

子供同士が学びを支え合う。競争ではなく、

自分が立てた目標への達成感が寺子屋の教育。

優しい師匠より厳しい師匠が人気。江戸の社会って、

現代社会より、ずっとレベルが高くて、

バランスが取れてる。大人たちが見直すべき。


粋。上方ではスイ。江戸ではイキ。イキ=息。

息を吐いてこそげ落とし、極限まで削除する。

そしてギリギリ残された中に、ぽっと一つ輝きをつくる。

塗り重ぬるのではなく、根元の美学。=江戸の粋。



江戸の平安が、300年も続いた根源は

人の価値観、

一般市民が秩序を守る使命感を感じて

それぞれが行動していた、


とても、レベルの高い、バランスの取れた社会だったよう・・・

そんな社会レベルを、現代で取り戻したいものです。



江戸のDNAを持っていることを

誇りに感じることができます。。。