馬なりネスが、とても縁を感じる土地。
・・・・江戸を知る、という作業を続けています。
そんな中で、であった1冊の本。
お江戸風流さんぽ道 by 杉浦日向子
生き生きと、江戸の暮らしを感じることができる1冊。
この1冊の本に向き合うことで
江戸の社会、コミュニティの成り立ちを知ることができます。
江戸の町並みは、黒・ベージュ・白の色調。
これは日本人の体色と似ていて、
保護色の中で生活する安心感があった。なんて、
理にかなってるんだ。
一方、武家屋敷など塀が長い家は、
道に落葉が積もる広葉樹ではなく、
沿道を彩る梅や桜を植え、通行人に庭をみてもらうために、
敢えて塀を低くする家もあった。町は誰のものか、
誰が守るものか、もう一度考えてみる価値があると思う。
自分が勉強したいことを持ち寄って、
子供同士が学びを支え合う。競争ではなく、
自分が立てた目標への達成感が寺子屋の教育。
優しい師匠より厳しい師匠が人気。江戸の社会って、
現代社会より、ずっとレベルが高くて、
バランスが取れてる。大人たちが見直すべき。
粋。上方ではスイ。江戸ではイキ。イキ=息。
息を吐いてこそげ落とし、極限まで削除する。
そしてギリギリ残された中に、ぽっと一つ輝きをつくる。
塗り重ぬるのではなく、根元の美学。=江戸の粋。
江戸の平安が、300年も続いた根源は
人の価値観、
一般市民が秩序を守る使命感を感じて
それぞれが行動していた、
とても、レベルの高い、バランスの取れた社会だったよう・・・
そんな社会レベルを、現代で取り戻したいものです。
江戸のDNAを持っていることを
誇りに感じることができます。。。
