秋華賞、そして菊花賞、2004年
コスモバルクの3歳クラッシックが終わった。
<道営競馬の夢>を本当に背負って、彼に中央のG1を勝たせたいなら、
私なら五十嵐は乗せない。それが北海道としての挑戦なら、なおさらその<挑戦>に勝てる環境を用意する。それは鞍上五十嵐ではないと思っている。
その理由。
彼はバルクの走りを、バルクの背中で邪魔をしている。
追い出しのときの、バルクの走りとバランスがあまりに違いすぎる。
本番に向けての調教も疑問がある。
バルクは、とにかく一生懸命走ることしか頭にない。ゲートを飛び出したらとにかく一番になる。彼の力がどんなにあったとしても、レースを教えてあげない限り、上手にその距離を走りきることはできない。
だとしたら、私なら敢えて軽く流すだけの調教のみに抑え、じっくり走りこむことに専念する。そうしたって、バルクはきっとゲートを飛び出したら黙っていても一生懸命走るに違いない。
そのバルクを、じっくり<走りこむペース>で、騎乗バランスで、息を入れてやる。
そして勝負どころで、目いっぱい追う。
他の馬に競り勝つのではなく、他の馬の中で一緒に走ることを教えてやる。
調教は、人間の自己満足以外の何者でもないと思う。
キングカメハメハが屈腱炎で、天皇賞を前に引退が決まった。厳しいレースをこなさないと成績が残せない、そう調教師は言った。本当にそうだろうか。
勝つ仔は、そんな調教をしなくても勝つのではないか。厳しい調教やスケジュールをこなしたから勝ったんだ、それは人間の自己満足ではないか。
当事者でないから、言いたいことを言いたいように言える。だけど、引いてみるから見えることもあるのではないだろうか。
馬は、マシンじゃない。生きている動物だからこそ、絶対なんてありえない。
<道営競馬の夢>を本当に背負って、彼に中央のG1を勝たせたいなら、
私なら五十嵐は乗せない。それが北海道としての挑戦なら、なおさらその<挑戦>に勝てる環境を用意する。それは鞍上五十嵐ではないと思っている。
その理由。
彼はバルクの走りを、バルクの背中で邪魔をしている。
追い出しのときの、バルクの走りとバランスがあまりに違いすぎる。
本番に向けての調教も疑問がある。
バルクは、とにかく一生懸命走ることしか頭にない。ゲートを飛び出したらとにかく一番になる。彼の力がどんなにあったとしても、レースを教えてあげない限り、上手にその距離を走りきることはできない。
だとしたら、私なら敢えて軽く流すだけの調教のみに抑え、じっくり走りこむことに専念する。そうしたって、バルクはきっとゲートを飛び出したら黙っていても一生懸命走るに違いない。
そのバルクを、じっくり<走りこむペース>で、騎乗バランスで、息を入れてやる。
そして勝負どころで、目いっぱい追う。
他の馬に競り勝つのではなく、他の馬の中で一緒に走ることを教えてやる。
調教は、人間の自己満足以外の何者でもないと思う。
キングカメハメハが屈腱炎で、天皇賞を前に引退が決まった。厳しいレースをこなさないと成績が残せない、そう調教師は言った。本当にそうだろうか。
勝つ仔は、そんな調教をしなくても勝つのではないか。厳しい調教やスケジュールをこなしたから勝ったんだ、それは人間の自己満足ではないか。
当事者でないから、言いたいことを言いたいように言える。だけど、引いてみるから見えることもあるのではないだろうか。
馬は、マシンじゃない。生きている動物だからこそ、絶対なんてありえない。