犬も歩けば(key)
ここら辺で人並みにミュージックライフを送ってると
音楽を通して知人やら、知人の知人に出会うことがよくある。
その度に「世間は狭いね」と感心するのがデフォルトである。
先日行われた「EBI-P!」で、海老沼プロデューサーに氣に入られている
”ナチュラルハイ”という若手バンドとご一緒した。
彼らを初めて見たのは夏ごろか?
初めて見たときから何とな~くドラムの彼が氣になって、チラ見していたのを覚えている。
それからもアマゾンのライブに来ていただいたりして、
何度も会っているのだが、人見知り家の私は決してコチラから声を掛けることはない。
そんなこんなで一度も話すことがないまま、再びEBI-P!で同じイベントを共有することとなった。
私は相変わらずの無愛想っぷりで、会釈程度はしたけれど、それ以上関わろうとは思っていなかった。
ライブ後、ギターの兵藤さんの呼び声に聴覚は奪われた。
「たっくん!彼も葛生(出身)だってよ!」
さっそく本人に話を聞いてみると、ドラムの彼と私は地元が一緒だと言う。
恐る恐る二人で話を掘ってみると、小学校時代に同じ演劇部(彼は一つ年上)であったことが判明!
「わ○る君!?」
「あの凹川君!?」
こんなのよくある話なのかもしれないが、
先輩後輩の上下関係を一切拒んできた自分にとっては滅多にない話で、
しかも中・高と鬱屈した青春を送ってきた自分にとって、小学校とはとても神聖でハッピーな空間であった。
そんな小学校のたった一年しかやっていない部活で、しかも先輩の彼を覚えていたことや覚えられていたことに
大変感激した。
出会いとは字のごとく”出て会う”のだが、これは外に出ればいいって意味じゃない。
己の策を出て人と会ったときに繋がる縁だ。
ちなみに彼は、私が某所でつぶやいた「防災葛生の声変わったな~」という一言から
「こいつは葛生人に違いない」と確信し、勇気をもって”出て会って”くれたのだ。
犬も歩けば棒に当たるが、歩いたから得られるものはそんな災難だけではない。
人見知りは楽チンだが、時には省エネモードを解除して人と向き合うことも大事かな~と
ちょっとだけ思った夜であった。
それからしばらく地元ネタで盛り上がり、二人が文字通り”ナチュラルハイ”に達したことは言うまでも無い。
写真は煎餅王子と私
数年前にノーミスギターに対抗して作られたユニット
"コンプリート・ディフィート(完全なる敗北)合唱團”
凹川