清水建宇さん
3月15日(土)朝日新聞、夕刊
「豆腐アドベンチャー」の決算は
人生の前後半でまったく違ったキャリアを歩もうとする「一身二生」。そんな生き方に憧れて新聞記者から転身し、スペインで豆腐屋を営んだ清水建宇さん(77)。「豆腐アドベンチャー」と名付けた10年以上の奮闘について聞いた。
2007年に新聞社を定年退職し、3年後に妻、美知子さんと一緒にバルセロナの地で豆腐屋を開業した。「変勇なカミさんは私が作った豆腐をスペイン語で売りまくってくれた。バルセロナでの日常は楽しくも試練の連続でした」と笑顔で振り返る。
中略
34歳の時に乳がんを発症して以降、再発を繰り返した美知子さんは抗がん剤などの治療で体力が落ちていた。
自分の痛みを減らしたいと、猛勉強して鍼灸師の国家資格をとった。ヨガを習ったところ、指導者から教室を持つように勧められ、鍼灸院とヨガ教室を自営するまでになった。
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しかし、美知子さんが65歳の時、乳がんが再発した。
一時帰国して手術を受けた後、すぐにバルセロナに2人で戻ったが、開業から10年を迎えた20年、新型コロナのパンデミックに見舞われた。不運は重なり、美知子さんの胸骨と鎖骨に転移したがんが見つかった。
翌年3月に自宅のある千葉県木更津市へ2人で戻った。美知子さんは最後まで自宅で過ごし、23年3月に71歳で旅立った。亡くなる直前まで、訪問介護に来る人にバルセロナでの写真を見せてはおしゃべりを楽しんでいたという。
清水建宇さん、報道ステーションで
よくお見かけしました。
私は、34歳で発症しました乳がん。
65歳で再発~に注目しました。
そうなんですね。
としか、言えません。