スリーレトロのクロノグラフ
とあるブランド(見えてますけど・・・)のクロノグラフです。
センター針、30分計、12時間計の三つがレトログラードになっているタイプです。
なかなか複雑です。ま、直しちゃいますけどね。
症状はクロノグラフが正常に動かないとの事。
見てみると、油が乾いてしまっているのと、レトログラードのバネが緩んでいました。
他にもところどころ油が無く、振りが低く精度が安定していません。
早速オーバーホールをして、バネを調整してあげて作動を確認して出来上がり。
後はワインダー試験機で巻き上げのチェックや持続のチェック、防水試験です。
レトログラードなので針の動き(戻り)をよく確認するのが大事です。
バネが弱いと戻りがゆ~っくりになったり、強すぎれば力がかかり過ぎて止まったりしちゃいます。
どんな時計でも動きをよくチェックする事が大事ですね。
複雑な機構の時計でも当社では対応しております。(パーツが壊れていると直せない物もあります)
他社でお断りされた時計もぜひ一度ご相談ください!
ではまた~。
