※品川区旗の台 「あがほ考琲」
こんにちは、こんばんは。
私がちょくちょく通うようになった「あがほ考琲」さんについて少し書こうと思います。
外食やこういったカフェにあまり行かなかった私が足を運ぶという事は何かしら重要な目的があるからです。
きっかけはコロナ禍。
このコロナ禍においてなにかもがおかしいと気づき弊店でもお客様に対してアプローチしておりましたがお客様どころか日本人の大半がまったく気づいていないし会話が成立しないと実感したのは日本人の1~2割程度の方でしょう。
そんな中でも地元近くでカフェをやっている方が「何かおかしい」と気づいていて、もしかしたら同じ考えで分かり合えるかもしれないと2021年に連絡してきました。
そこから私はそこに通うようになり色んな問題について語るようになりました。結構通っていたある日、女子会ぽい雰囲気で来ていた3人の会話内容が聞こえてきて、私は「あ、この人たちも疑問に思っているんだ」と失礼かもしれませんが会話を聞いていました。
私はメンタルが強いので初対面の人でも気軽に話せるタイプです。なんだこいつと思われてもまったくダメージをおわず、また化粧品店というコミュニケーションを重要とする職なので会話には多少自信があります。
思い切ってその3人に声をかけ会話に混ぜてもらったのがきっかけでそこから「あがほ考琲」さんのイベントで知り合って意気投合したんですと聞きました。
当時飲食店を初めとしてほとんどのお店・デパートなどは「マスクを着用していない人の入店はお断りしております」という貼り紙を見たり、入り口で担当が目を凝らしてチェックしていたのを未だに覚えているでしょう。
半ば強制的にマスクをさせられ、ひどい場合にはアルコール消毒も「手をだしてください」と言われかけられる始末。恐ろしい世界です。
そんな中SNSをはじめ「マスクの着用は自由です」と謳ったお店は数少なく、マスクの意味がないとわかっていた人たちはこういったお店に通うようになっていったのは自然なことだったでしょう。
弊店でもマスクの着用は自由と謳っていましたが当時マスクなしで来店された方は2名だけです。2025年の現在でも弊店のお客様のマスク率は8割という驚異的な数字です。
そんな中あがほ考琲さんにはそういった方が通うようになり、話が通じる人たちが集まるイベントを開催されていました。ここで仲間や友達ができた方は多かったでしょうし、こういった場にいられることが社会からのストレスを軽減する憩いの場となっていたのは言うまでもありません。
昨日3/23日をもってあがほ考琲さんが開催されていた「あがほのまる未会」が一区切りとなり今後は「店主と食べるご飯会」となります。ただの食事会ではなく深い話もできるようなイベントなのではと想像できます。
たった一つの行動(3人の女性に話しかける)から、ここまで人の輪が広がり横のつながりも増えました。今では多くの常連さんとも仲良くしていただいています。
私の場合はイベントに参加する前に初めて一人で行きました。
その時には偶然過ぎることが重なり店主を初めとして4人の方たちと一気に知り合うことができたのでイベントに参加して仲間を増やそうという計画がほぼなくなってしまうという嬉しい誤算がありました。イベントには数回参加したことがありますが、私は偶然に出会う瞬間が好きなので適当にお邪魔する方が性に合っています。
コロナ禍で意気投合したからと言ってすべてその人を受け入れるのとは違います。
それ以前に生まれ育った生活環境・言葉の使い方・性格など基本的なところで気になるケースはあると思います。割り切って共感できるところは共感し、無理なところは距離を置けばいいのです。
以前あがほ考琲さんとコラボを持ち掛けて募集したことがありますが、私の力不足により残念な結果になったことがあります。いずれまた私ができることで面白いことができればお話ししてみようと思います。
とりあえずひと段落という事でお疲れ様でした。
今後も色んな面白いことが起きるでしょう。
「あがほ考琲」