東京さくらトラム(都電荒川線) / ノーマスク乗車拒否 / お願いという強制 | 私と流れる時間の記録

※地元の桜の名所「飛鳥山公園」前

 

こんにちは、こんばんは。

 

地元を走る都内唯一の路面電車、都電荒川線。

現在では「東京さくらトラム」と名称を変更していますが、この変更の際にはかなりの反対意見があり変更されてからも多くのファンからはクレームがありTwitterにもその模様が投稿されていました。

 

少なくとも私の地元では東京さくらトラムなどという言い方をしている人は誰一人いません。

 

このコロナ禍になっても自分の調べた情報や国内外の医師・博士がマスク有効的ではないという意見から、ノーマスクで生活しているわけです。

 

先日私はこの都電に乗り移動しようとしたところ、初めて乗車拒否をされました。

理由は、乗車の際にスイカで支払するのですが運転手にマスクをしてくださいと言われました。その瞬間車内のお客さん・後ろに並んでいる人から「あっ、マスクしてない」という声が聞こえていたのは事実です。

 

運転手とのやり取りと東京交通局荒川電車営業所へ電話し対話をしたことを書く前に、一つ上げておく必要があると思うので先に述べておきます。

 

ノーマスクで生活している人はまだまだ少ないですが、私はその一人でひとり一人がその方たちの代表でもあるのです。それを踏まえて、私がそこで騒ぎを起こせばノーマスクの40代男性が都電を利用しようとして乗車を断られ暴れるなどというニュースになってしまうのです。

 

それは絶対にあってはならないし、ノーマスクの人たちはそういう人が多いと思われるのも迷惑なので建設的に冷静に話をしました。ノーマスクの人たちがどういう人なのか知ってもらうチャンスでもあると思っているからです。

 

運転手さんとは、「マスクをしてください」と言われたので「しっかり勉強してマスクなしで生活しているのと、世界水準で行動しています」と伝えましたがわかるはずがなく「ここではお願いしております」と言われました。

 

マスクしていないと利用できないということは「お願い」という都合の良い言葉を使い「マスクしないと乗せません」と言っているのと同じ意味ですよと言っても「お願いしております」の一辺倒でした。他の方に迷惑かけるわけにもいきませんので、素早く乗車を諦め運賃を返してもらい運転手の名前を覚え歩いて目的地に向かいました。

 

数時間後用事を終え変える際に、都電を利用しましたが普通に乗れました。数年間利用していて、このように言われたのは初めてです。

 

帰宅後、営業所に連絡し担当の方と話しました。以下内容です。

 

まずは乗車しようとした時間、停留所の名称を伝えました。一応運転手の名前も伝えています。 

「お願いしております」と言われましたが、 お願いを断ったら乗せてもらえない・利用できないということは強制と同じことだと認識してほしい。 

 

今日の行きの乗車は拒否されたけれども、帰りは普通に乗れた。今回が初めてのこと。 私のことも話しました。海外の医療情報で自分自身で判断しマスクをしていません。世界的な水準ではそれがもう当たり前になっています。個人で店を経営していますが、この3年間対策をせずともなにもトラブルは起きていません。

 

 皆さんの周りの目があるのでマスクをしていただいていますと言われたので、マスクは無症状な人がするものではなく、周りの人の目を気にしてするものではありませんとも説明しました。何か罹っている人がうつさないようにマスクするのが今までの一般的なものだったではないですかと。 

 

交通局の方がノーマスクの人に対してのマスク着用者からのクレーム処理をするときに、事情がありできない人やしない人もいると理解を得ようとしないからではありませんか?とも意見しました。 もちろん対応してくれた方も自分たちが所属している立場上の言い分があったので落ち着いて理解をしました。 

 

東京交通局の言い分はSNSでも投稿されている商業施設で注意された方が言われていることと全く変わりありません。

 

「他のお客様の目がありますのでお願いしております」

「マスク着用者からノーマスクの人に対して不愉快だとクレームが来る」

 

こんな感じです。

 

私は別にマスクをしないで何かをしてやろうとかではなく、普段からノーマスクで生活しその流れで利用したかっただけです。都電に関わっている人がどう思っているかはわかりませんが、ノーマスクで生活している私のような方たちはしっかりとこのコロナ禍においてTVや新聞ではなく国内外の医師・博士の情報であったり海外の動きをよく調べ、しっかりと判断している方たちです。

 

ノーマスクの人たちが今の社会では良い方向で見られていないですが、今回の私との対話でこういう考えで生活している人も多くいる事実を知ってもらいたいですと最後に〆ました。

 

皆さんは、そこだけマスクすればいいじゃないかとか電話するほどの事ではないと思われるかもしれません。ですが、私はそういう人たちがいるということを知ってほしかったのです。

 

終始冷静で、建設的な対話を約30分ほどさせていただきました。今後も利用させていただきますので、どうかこの事を職員の方に周知させてくださいと言って電話を切りました。この行動が気にくわない方もいるでしょうが、私みたいな行動をする人もいるという事を知ってもらいたいと思います。

 

多分ですが正解はないんでしょうけどね・・・。

 

最後に、何事も冷静に建設的に対話すること・相手の意見もしっかり理解し一方通行な話し合いにならない様に務めること、この辺が少なくともこのコロナ禍で私が成長した部分です。

 

ご覧いただきまして、ありがとうございました。