こんにちは、こんばんは。
弊店のお客様の比率的として、60代~80代の方が多いです。
日々のお買い物について、自分が買いに来たものを弊店に到着すると忘れてしまっていることや、買ったものを店から一歩出るとすでに忘れているということは頻繁に起こります。
また年齢的な記憶力の低下はしょうがないと思っていますが、中には「虚言癖」という言葉が一番適しているのかわかりませんが他のお客様がいるときになぜか「見栄を張る」人がいます。この方は地元でもかなり有名でどこの店舗で買い物しても、周りに人がいると店員との会話の最中にそういう話をしてしまうそうです。
先日そのお客様が来店されお買い物されました。ここからが本題と皆さんの推理力を試してください。
これはお買い物をされてから自宅に戻り、弊店に電話がかかってきたときの内容ですが文字起こしすると推理力も何もすぐにわかってしまうと思いますが。
※私が疑問に思ったこと(答え)はこの記事の最後に書きます。
お買い物をしていただいたリスト。
・洋服
・ソックス
・アイブロウ2本
Aさん
「さっき買い物したんだけどさ、アイブロウが2本入ってないんだけど」
私
「すべて一緒の袋に入れています。弊店に入れ忘れの商品は見当たりません」
「袋の中に何が入っていますか?」
Aさん
「洋服とソックスはあるんだけどさ」
私
「袋は1つだけなので、確実に一緒に入っているはずです」
Aさん
「明日使おうと思って買ったんだけどさ、困っちゃったな~」
私
「念のため弊店でも確認しますので、そのまま電話切らずにお待ちください」
Aさん
「うん」
商品をレジに通し袋に入れる前に置いた場所、お客様が座っていた場所、商品が置いてあった場所に戻されていないかの確認をして電話に戻ると電話が切れていました。
こちらからかけなおし。
Aさん
「はい」
私
「電話切らないでくださいよ。確認しましたがこちらでは見当たりません。」
Aさん
「う~ん困ったな明日使いたかったんだけどな」
「いいや、前に2本買ったのが残ってるからそれで我慢するわ」
※ここで私は突っ込みを入れないでそのままスルーして対応。
私
「わかりました、こればかりはどうしようもできません。申し訳ありません。」
これで電話が終わりました。
ご年配の方との接客と言うのは、家に帰った後が本番になることがあります。
私たちは、ポイントカードを何色の財布のどの辺に入れたとか、買った商品を何の袋に入れていたとかすべてチェックするようにしています。
この手の電話が多いのでそういう風に徹底しているのも事実です。
弊店をご利用の後に商店街で他の買い物をされているうちに、弊店で買い物したことを忘れているケースは少なくありません。
「お宅に私の財布置いていかなかった?」
「買った商品入ってないんだけど?」
という電話は頻繁に来ます。
これがご年配が多い商店街で起こっている日常です。
それでは先ほどの電話の内容で、私が疑問点に気づいた内容はこれです。
Aさんは「明日使いたかったからアイブロウを2本買った」と言いました。
一旦電話が切れて、かけなおした時に、「いいや、前に2本買ったのが残ってるからそれで我慢するわ」と言いました。
ここに疑問点が出てきます。
明日アイブロウを使いたいなら、以前に買ったもので良いはずです。以前に買ったものと今回買った物のブランドと色は同じです。
なぜ家に2本も以前買った物があるのに、改めて2本買い足す必要があったのでしょうか?
アイブロウの本数も今回買ったものと一致しています。
いかがでしたか?
こういうことが頻繁に起こるので、注意深くお客様の行動を見ている必要があるのです。電話の内容を今回は文字起こししましたが、これを言葉の見返しができない状態で気づかなければなりません。
意外に神経使うんですよ・・・。
しかしいずれ私たちも年齢を重ねればそうなることでしょう。メモをしておいてそのメモを忘れるとか、現在でもありそうですよね。
皆さんの周りではいかがでしょうか?
ご覧いただきまして、ありがとうございました。