無事に帰国しました①  【5月27日】レソト→南アフリカ | アフリカ・レソトからLumela!

無事に帰国しました①  【5月27日】レソト→南アフリカ

Khotsong!

 

先日5月30日に無事に日本に帰国しました。

帰国してから14日間は自主隔離となるため、

現在も、食料の調達以外は、ホテルの室内で過ごしています。 (6/13日まで自主隔離)

さすがに、手足がむくんだりして、結構きつくなってきましたが、あと1週間なのでがんばります。

 

さて、5月27日にレソトのマセルを出発してからの長旅・・・

今もまだその長旅の途中とも言えますが、これから帰国される方への情報共有、

また自分の備忘録もかねて、紹介したいと思います。

 

 

【5月27日】 レソト→南アフリカ

みなさん、陸路での国境越えってイメージわきますか?

私は、初めて国境を陸路で越えたとき、

飛行機乗ってないのに、ここからもう違う国なのか!!

と、ちょっと感動したことを覚えています。

 

簡単に説明すると、

国境には2つの出入国管理局(イミグレーションオフィス、通称イミグレ)があります。

今回の場合は、レソト側のイミグレで出国手続きをして、それが終わったら、

今度は南アフリカ側へテクテクと歩いていき、南アフリカ側のイミグレで入国手続きをします。

厳密には、このイミグレの中間が、ちょうど国境にあたります。

今回の国境、マセルブリッジでは、川が国境になっているので、橋を渡ると南アフリカです。

 

通常は、特に問題なく、国境を行き来できるのですが、

現在(2020年6月7日)も、レソトは未だロックダウン中で、医療や食料などの認められた分野のサービスしか、

国境を行き来することはできません。

 

でも、今回私の場合は、日本大使館からの後ろ盾もあり、

レソトの出国許可と南アフリカの入国を事前に承認してもらっていたので、

パスポートを見せるとスムースに出国することができました。

 

また、さらに夫の名前も提出していたので、夫が南アフリカ側まで、

私の見送りに来ることも許してくれました。やっぱりレソトの人は優しい・・・

 

国境は、歩いて渡ると10分くらいの距離なので、

さすがに妊婦が15㎏ほどのスーツケースを引っ張っていくのは、

なかなか心配だったので、夫が一緒に来られてよかった・・・

 

▼私の荷物を持って、国境を渡る夫・・・全部持たせてごめんよ・・・

ちなみに、今は冬でめちゃくちゃ寒いです。この日の朝はなんと2℃でした・・

 

さて、いざ南アフリカ側へ。

レソト側ではあっさり出国できたのですが、南アフリカ側のイミグレは長蛇の列。

30分、1時間と待ったけれど、いっこうに動きません。

やっと私の番が回ってきて、南アフリカ政府からの承認書類を見せたのですが、

なにやら怪訝な様子・・・

南アフリカのイミグレ担当者はなんだか不愛想で、

「どこへ何しに行くんだ」「なぜレソトにいるんだ」と聞かれたので、

レソトで結婚して、レソト在住だけれど、現在妊娠中で日本で出産したいんだ、と素直に答えました。

なのに、なぜか「Too much information」などと言われ、そんなことまで言わなくていいと・・・

あなたが聞いてきたんでしょうが・・・

アフリカでは余計な雑談をすることがあっても、余計なことを言うなと言われたのは初めてだったので、

ちょっと面喰いました(笑)

 

けど、「この人が夫です」と紹介すると、イミグレの人の態度が一変、すごく優しくなりました。

こちらの人は、アフリカ人(いわゆる見た目が黒人)の夫がいるというと、すごく親近感を覚えるようで、

とてもフレンドリーになりますが、この人も例にもれず、とても優しくなりました(笑)

 

ということで、無事に、南アフリカへの入国も完了し、

プレトリアからわざわざ私を迎えに来てくれた日本大使館の方と合流できました。

 

そこから、休憩も含め約6時間かけて、プレトリアへ移動します。

大使館の車は、とてもいい車で、乗り心地もよく、妊娠してから初めての長旅でしたが、とても快適でした。

大使館の人たちは、朝5時半にプレトリアを出発し、わざわざ私を迎えに国境まで来てくださり、

本当に感謝しかありません。

おまけに、担当の方の奥様が、私が妊婦だということを気遣ってくださったようで、

長旅に持っていく、お菓子セットをプレゼントしてくださいました。

なんという、お心遣い・・・

皆さんのおかげで、無事、プレトリアに到着。

 

また、プレトリアでの滞在も、現在、このコロナの関係で、

どこでも滞在できる状況ではないため、コロナ対策がなされているホテルを

大使館の方が予約までしてくださり、そこに滞在することになりました。

久々のちょっといいホテルで、少しうれしかったですが、なんだか緊張してこの日は眠れませんでした(笑)

▼プレトリアのホテル  The Capital Menlyn Maine

 

 

つづく。