昨日の記事

私と

私以外の親族・親戚の

価値観がまったく違っていたことが

私の苦しみの原因だったと

書きました。

 

でも、一番の苦しみの原因は

私が

私よりも

親族・親戚の事を

優先してしまったということなんです。

 

私は心の中では

「なぜ長男の嫁だからって

全て私がやらないといけないのか!

おかしいだろ」

と憤っていながら

 

行動では

親族と親戚の言う通りに

やってた・・・ガーン

 

 

 

 

「食べるもの、飲みものがない」

と言われれば

あくせく買いに走り

 

義母姉から

「私はオードブルなんて頼まずに

全部手づくりしたわよ」

という圧とともに

 

「初七日は

(業者に頼んだオードブルのほかにも)

お吸い物と煮物と酢のものを

つくらないといけないのよ」

と言われれば

 

慌てて買い出しに行き作り。

 

(もちろん私の食べ飲みはなしですよ笑い泣き

 

 

おたいやや法事のときは

お寺のお坊さんから

「こんなことしなくていい」と

言われたにもかかわらず

 

お経が終わったら

生菓子を2つとお茶を出すことを

命じられた。

 

若いお坊さんで

きっと合理主義なんでしょう。

 

お経を始めるときも

お茶は飲まないからいらない

(多分、とっととお勤め終わらせたい)

 

お経終わったあとも

お菓子食べないからいい

(多分、持って帰っても

みんな飽きてて誰も食べない)

 

ってご本人が言ってるのに

親戚たちは

体裁が悪いと思うのか

 

「そう言われても出すのが礼儀」と

信じている。

 

私は

「いや、いらないって言われてるんだけどね~」

と思いながら

親戚の言う通りにやってました。

 

わざわざ和菓子屋さんに

買いに行ってたなぁ。

 

 

 

親戚たちや

義両親、旦那の兄弟たちには

それはもう筆舌に尽くしがたいくらい

恨みつらみがあって

 

それって

押し付けたあの人たちが悪いように

思えるけど

 

そして私も長らく

そう思っていたけど

 

じつは

それを受け入れた私に原因があるのでは・・・?

と、最近思い始めました。

 

イヤなら

おかしいと思うなら

拒否すればよかっただけじゃないか。

 

それをしなかったのは

 

「イヤと言ったら嫌われる

常識がないと言われる」

 

と思ってたからに他ならない。

 

自分の本当の気持ちを

ないがしろにして

他人の言うことを

優先させていたのです。

 

 

そして

私の中に

親戚が「長男の嫁なんだからやりなさい」

と言ったら

言う通りにしなければならない

という思い込みもあったのです。

 

思えば、私の中には

まだまだ

無限の思い込みがあるようです。

 

長男の嫁だから、旦那の実家に住まなければならない

 

長男の嫁だから、旦那の親の介護をしなければならない

 

長男夫婦だから、この土地から離れてはならない

 

本家だから、こうしなければならない

 

あーしなければならない

 

・・・

 

私の心は

イヤだ!おかしい!と

叫びながらも

 

世間の常識の方を

親戚から嫌われないことの方を

 

私自身が

選んでいたのです。

 

 

全ての根源は

 

こうしなければならないという

思い込みと

 

私が人に嫌われたくないという

いやらしい気持ち

 

なのでした。