亀石(高市郡) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

明日香で石舞台と知名度を二分する石造物といえば、もちろん亀石です。
 
向かうのは三度目です。
 
自転車でこの道下るのは、風が涼しくて気持ちいい。 

 
途中に神社というより御陵のような場所見つけたので立ち寄ります。
 
社殿はなく切り株がありました。
 
岩もありました。
 
寄り道終えて、亀石に向かいます。
 
畦道のような細めの道の脇にいきなり現れます。
 
亀石
 
何のために造られたのか不明な亀石ですが、ほんとに亀なのか? 
甲羅状の物から顔のような物が覗いているこの感じは、現存する生き物では亀が一番近いように見えます。
 
でも、はっきり言って、これ亀に全く似てないんですよね。
 
古代人といえど、見たものを形にする能力って現代人とそんな変わりないと思うんです。
 
むしろ腕ひとつで造り上げているぶん、古代人のほうが優れていたとも思えます。
 
そんな優れた人が造ったこれが亀だとしら、あまりに観察力が無さすぎますよ。
 
造形としては面白いですが、バランス的に亀とは全く似つかわしくないんです。 
こんな亀いません。
 
外国産のにいないことはないですけど、日本にはいません。
 
爬虫類的というより、昆虫っぽく見えることもあります。
 
背後から。 
 
亀石の隣のおなじみ亀屋さん
無人販売所です。
 
お次は鬼のなんとかです。