こんばんは
今日は我が家の少しだけ後悔したお話を。
土地購入前の皆様の参考になれば幸いです
また、こんな馬鹿な奴おるんやな〜くらいの暖かい気持ちで見ていただけましたら幸いですw
今まで散々書いてきた擁壁について。
話を掘り下げさせて書きたいと思います
まず 擁壁とは??
擁壁(ようへき)は、土壌の安息角を超える大きな高低差を地面に設けたいときに、土壌の横圧に抗して斜面の崩壊を防ぐために設計・構築される壁状の構造物である。土留と称されることもあり、一般に土留は簡素で一時的な構造を、擁壁は本格的で長期的な構造を指す。
とのこと(Wikipedia 引用しました)
ちなみに我が家は擁壁が真隣にある土地を契約しました。
仮に、右が我が家の経つ予定の家とします。
テキトーにこんな形にしましたが、
え?屋根とか玄関ドアとか大きすぎじゃね?などは是非。
スルーでお願いしますw
(2階潰れちゃってるぅ〜)
最初は夫婦共々、擁壁に対して知識がなく。
擁壁という名前があることすら知らず、最初の頃は壁と呼んでいました(お恥ずかしい!)
私道じゃないかとか、市街化区域かとか、土砂災害区域かどうかとか、地盤とかばかりを気にして肝心なところが抜けていました反省。。
素人が考えるデメリットとしてこの擁壁。
日当たりが少し悪くなる程度かな〜?くらいの認識でした
私の住んでいる県には擁壁が多く存在し、名称は知らずとも、ごく普通に見慣れていたということもあり抵抗もそんなになく。
けれど、私たちの契約した土地の擁壁には雑草がボーボーと勇ましく生えておりそれはもう……!w
雑草の処理と今後生えないように目地埋めを所有者の方がしてくれるというお話で、
最悪、所有者の方が応じてもらえなかった場合にはビルダーさんが全て負担させていただきます。ということだったので契約いたしました
が……!契約した後、間取りを考えたりショールームを見て回ったり楽しく色々決め終わっている頃くらいに設計士の方から擁壁についてお話が。
設計士さん『この前土地を見に行ったところ、擁壁があったので(この設計士さんは12月頃に転勤されてきた方みたいです)営業に確認したんですが、擁壁の安全性がまだわからない状態だったようなんです
安全性が認められない場合は、はいどうぞ!と売ることができないので最悪は土地をかえてもらうかもしれないです。本当にすみません。。』
……えっ!?契約した後なのに?!
仕様をもう決め終わってる時なのに?!
てか安全性のわからないものを売ってるの……?
というかそんな危ないものだったの!?etc……
……はい。無知な私たちはそこから擁壁について色々と調べました。遅
調べれば出てくるわ出てくるわ……
そう、デメリットばかりがw
簡単にですがざっくりと。
メリット
・高低差がある土地に擁壁はあることが多いため日当たりがよく、眺望も良い。
これは下の土地を契約した我が家には無縁の話ですw
つ……つぎ!w
・価格が相場と比べて安い
これは見事に当てはまりましたw
私たちが契約した場所は、
えー!?めっちゃいいところじゃん!!と色んな方に言われるくらい結構人気の場所なのですが、やはり安いものには理由がある、ということですねw
デメリット(え、メリット終わり?切な……)
・将来もし売るなら高く売れない
これは最初から横に壁があることから、日当たり的にも高く売ることは決して望めないだろうと思っていたこともあり。
(私は日当たりは悪くなければそんなに気にしない方です)
お値段が元々安かったので仕方ないかなと割り切っています
・補修、メンテナンス等で費用がかかる
これも私たちの住んでいる県では、所有者されている方が一応、補修等のメンテナンス等をする義務があります。
ただ、調べると費用を負担してとお願いされたり。
うちにそんなお金ない!しない!等で裁判沙汰になったなんてトラブルもあるようです。
これに関して、我が家の場合は営業さんが所有者されている方に
もし擁壁にヒビや割れなどあり、安全性を損なうようなことがあれば迅速に補修や工事を行うこと。
といった感じの念書を書いてもらうことで話をしてくださっています。
これはビルダーとして、これからの安全性を少しでも約束?できるように、と営業さんが動いてくれています。
まあその前に自社の土地なのに擁壁についてのデメリットをこの営業さん知らなかったようなんですがね小声w
(僕の認識不足でした、、的なことを言われました)
本当、願わくばお隣さんにうるさくて嫌な人達が引っ越してくるって思われてなかったらいいな
・地震によわい
地盤が軟弱で急な傾斜地は地震や大雨などでがけ崩れを起こす可能性があるそうです。
しかし、私たちの土地は岩盤のため地盤が固く、また緩やかな傾斜地のため、(描いたイラストは急勾配っぽくなってますが、純粋にミスりましたw)
基本的にがけ崩れの心配はないようです。
これには少しだけ、ホッとしました。
安全性が確保できない擁壁の場合などには、建築許可がおりない場合もあるようで。
そういった場合には、既存擁壁がもし崩壊しても建物への影響が及ばないような対策を取ればOKらしく、
既存擁壁の高さ2倍、新しく建てるお家を離したり、または土留施設を設けたり、はたまた、新しく擁壁を作り替えることが必要とのこと。
めっちゃ制限ありますね。。
長くなったので続きます