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今回はオーストラリアNBL開幕節からパース・ワイルドキャッツとSEメルボルンのカードをピックアップ。
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エースが残ったパースとエースが入れ替わったSEメルボルンの注目カードはNBLらしいハイスコアゲームになった。
試合展開
パースはコットンの3連続3Pなど持ち前のトランジションからのオフェンスやハーフコートでフリーを作ってシュートに繋げて先行する。
SEメルボルンはハンターがオフボールでの合わせやプットバックなど効率的に得点していくが、シュートでの失点が止まらず一桁に戻すのが精一杯で折り返す。
パースは後半に入っても各選手のシュートが高確率で決まり続けて一時は20点差を付けるなど圧倒。
SEメルボルンはインサイドになかなか切り込めず、フィニッシュも阻まれるなど早々にガベージタイムへ突入し黒星となった。
チームスタッツ
チームスタッツは3Pがパース19/47で40%、SEメルボルンは10/30で33%と確率と成功数でパースが圧倒。
2Pはパースが20/40で50%、SEメルボルンは27/46で59%と確率と成功数でSEメルボルンが上回ったわ。
FG全体ではパースが39/87で45%、SEメルボルンは37/76で49%と確率はSEメルボルンで成功数はパース上回った。
FTはパースが9/10で90%、SEメルボルンは14/15で93%と確率と成功数でSEメルボルンが上回った。
リバウンドはパースがOR15本のトータル48本、SEメルボルンはOR7本のトータル39本でパースが圧倒。
TOはパースが10個でSEメルボルンは12個でパースはミスも少なかった。
個人スタッツ
個人ではパースのキアヌ・ピンダーがシュートやダイブなどでゲームハイの29点と6リバウンドに1アシストで大活躍。
ブライス・コットンはシュートを高確率かつ連続で決めまくって26点と4リバウンドに4アシストでマルチに活躍。
負けたSEメルボルンはジョーダン・ハンターがダイブやポストプレイ、プットバックなどでチームハイの19点と7リバウンドに1アシストで活躍。
マット・ハートはシュートやダイブなどで16点とチームトップの12リバウンドに2アシストを記録。
総括
パースのシュートが全然落ちず、コットンの連続シュートはじめトランジションからも各選手が勢いよく打って決め続けた。
SEメルボルンとしてはある程度捨てても良かったはずのピンダーにあれほど決められたのは想定外だったと思われ、ディフェンスプランが崩れるきっかけだったかもしれない。
SEメルボルンはオフェンスでもウォルトンの崩しからハンターのフィニッシュ以外は有効的な形がなかなか作れなかった。
新加入で期待していたハートも得意のシュートがなかなか入らず、ガベージタイムで得点が伸びる形になった。
楽しみにしていたコットンとウォルトンのマッチアップも互いにファウルトラブルを恐れてか意図的にマッチアップを避けていたように起きなかった。
オーストラリアに戻ってきたウォルトンは相変わらず別格の存在でドライブやゲームメイクは流石だった。
これで開幕したNBLでパースが良いスタートを切った。
やはりコットン、ウェブスター、ピンダー、ドゥーリトルと主力が多く残った故に序盤のアドバンテージはあるかもしれない。
SEメルボルンもハートが調子を上げてくることを期待したい。