明日から総評を書いた12チームの中の何チームか(出来れば12チーム)の新規外国人選手の予想をやる予定なので、その前にプレ企画として過去に某掲示板のいくつかのチームスレで予想として挙げた選手をここで紹介。

来日が実現した選手や衰えてしまった選手、今でも日本に来て欲しい選手などたくさんいるので覚えている限りをカテゴリーで分類。

・当時と状況が変わった選手

こちらでは加齢などにより実力に衰えが出たり、しばらくプレイしていない、あるいはリーグのレベルやサラリーが上がったために今から日本に来ても活躍は見込めない、呼ぶ意味が薄いと個人的に感じる選手を雑記。

• Darryl Watkins
• Gary Mcghee
• Victor Rudd
• Josh Boone
• Donta Smith
• Caleb Green
• Justin Tuoyo

ブーンとスミスとグリーンは30前半までは本当にすごい選手だったが、グリーンはここ2シーズンプレイしておらず、スミスとブーンも所属リーグの格がだんだん下がってきたのと年齢的に獲得するチームはB1ではなさそうだ。

・来日が実現した選手

ここでは数名ながら予想した後に日本に来た選手を紹介。

・Justin Keenan

当時名古屋に来たら面白そうだなと思っていたら秋田に来て驚いた記憶。

群馬に移っても主力として活躍しており、日本で長くプレイしてくれているのは嬉しい。


・Stevan Jelovac

三河に来ると予想したが三遠に加入。

アクシデントで残念なことになってしまったが、サイズがありながらモーションからリリースまで速くて高確率なシュートは素晴らしかった。


・Shayne Whittington

名古屋で来ると予想したら三河に来て1年後に名古屋入りが実現した選手。

三河では超効率的プレイで三河のスペーシングバスケに欠かせない一員であり、怪我がなければ三河の優勝もあり得たかもしれないと思わされるほど破壊力あった三河オフェンスで大きな役割を果たしていた。

名古屋では怪我でまともにプレイ出来なかったのは残念だった。

2季連続で怪我をしてしまったので日本のチームが獲得することはなさそうだ。


・Devin Oliver

ファジーカスが帰化した川崎に来たら合いそうだなと思っていたら数年後に仙台に加入。

B2の試合は見ていないのでどういうプレイをしてたか使われ方をしてたか分からないが、数字的には思ったほどではない印象。

個人的にはB1でもやれると思っているのでB1でも見てみたい選手。

・来日が難しそうな選手

ここでは選手のランクや所属チームの格が高かったり、当時より価値が上がってたり、中国やヨーロッパの強豪チームからの需要などで日本に来るとしても呼べるチームが限られてそうな選手を紹介。

 

全員を映像付きで紹介したいが、容量の関係で映像は一部選手のみで。


・Luke Sikma

非常にパスが上手いビッグマンで、サイズのいなくなった千葉に来たら面白そうだなと思っていた選手。

カッターやポストピンへのアシストが抜群で自信もオフボールでの合わせやシュート、ポストプレイで得点出来る。

ドイツ2強のベルリンでずっと主力としてプレイしてるので資金力のあるチーム以外は厳しそうだ。

 

 

 

 

・Matt Costello

 

得点パターン多彩なビッグマン。

 

シュート、FTが上手く機動力にも優れているのでトランジションにも参加できる。

 

ポストプレイやダイブ、カットなどペイントでの得点力も高くリバウンドとブロックも得意。

 

日本のどのチームでも誰と組んでも活躍できそうなビッグマンだが、今季はバスコニア所属だったので日本に呼ぶのは難しいだろう。

 

 

 

 


・Landry Nnoko

フィジカルの強いビッグマン。

ポストプレイやダイブでの得点を得意としておりリバウンドも強い。

近年はランクの高いチーム所属からシーズンが始まることが多く、これから全盛期の年齢なので日本に呼ぶのは難しそう。

加えて、扱いずらそうな感じがするので実力の割には活躍出来なさそうなイメージが強い。

 



・Arturas Gudaitis

非常にフィジカルの強いビッグマン。

ポストプレイやダイブが主な得点パターンでリバウンドも強い。

ユーロリーグ常連チームや資金力あるチームへの所属が続いており、日本に来る可能性は低いだろう。

今季所属のゼニトにはロシア情勢もあり残留しないと思われるので、そういう意味ではチャンスかもしれないが、中国やユーロリーグチームからの需要はまだありそうなので厳しそうだ。

 

 

・Zach Leday

フィジカルと身体能力抜群のビッグマン。

トランジションからの走力とフィニッシュ力が凄まじく、シュートとFTも非常に上手い。

元々シュートは上手かったが、ハーフコートではポストプレイやダイブがメインであまりシュートを打たなかった。

しかし、徐々にシュート本数が増え始め、それでも3P4割以上を2季連続で達成するなど器用な選手。

某掲示板に予想で挙げた時は新人だったが、直後にユーロリーグ常連チームへ移籍して以降はユーロリーグ常連チームを渡り歩く。

ただ、今季は中堅トップクラスのチームへ若干格下げが起こったので今までよりは日本のチームにも狙うチャンスはあるかもしれない。

それでも再びユーロリーグチームや中国が新たに狙う可能性が高いと見ているので日本で呼べるようなチームは限られるだろう。

凄く好きな選手なのでなんとしても日本で見たい選手。

 

 

 

 

・Alex Poythress

身体能力とフィジカルに優れたフォワード。

トランジションやドライブでの突破力は凄まじく、ダイブやカットでのフィニッシュも強力。

リバウンドも強いが、ファウルが若干多いのが欠点。

ゼニト所属が続いているので今までよりはチャンスかもしれないが、やはり他のユーロリーグチームや中国からの需要も高そうである。

 

 

 

 

・Mindaugas Kuzminskas

オールラウンドタイプのフォワード。

身体能力は全盛期から衰えを感じるが、トランジションでの強さは未だ健在。

ドライブ、シュート、ポストプレイと得点パターンが豊富でどれも水準が高い。

FTも貰えて決めるのも上手いので川崎のビッグラインナップの3番器用で使えたら面白そうだと当時思った。

こちらもゼニト所属なのとPTがかなり減っているのでユーロリーグ常連チームよりも中国が狙いそうではある。

中国が狙わなければ是非日本に来て欲しいが、やはり呼べるようなチームは限られている気がする。

 

 

 

 

・Arnett Moultrie

得点力の高いビッグマン。

ミドルが上手いが3Pは打ってこないタイプでポストプレイやダイブ、カット、トランジションでも得点可能で3P以外はほとんど何でも出来る。

FTを貰うのも決めるのも得意でリバウンドも取れるスーパービッグマン。

当時こんな凄い選手なのにマイナーなチームにいたので狙い目かと思って三河行きを予想したら中国が獲得。

それから今まで中国でのプレイが続いて主力として大活躍なので当記事で取り上げる誰よりも日本に来る可能性が低い選手だろう。

 


・来日が期待出来そうな選手

ここでは選手のランクやサラリーなどから日本のチームでも狙えそう、それでいて今の日本でも活躍出来ると個人的に思う選手を紹介。


・DJ Kennedy

フィジカルの強いスイングマン。

全盛期は身体能力も凄まじかったが、昔ほどは跳べなくなってきている。

それでもドライブやトランジションでの破壊力は健在でミドルやポストプレイでも得点出来る。

初めて見た時から日本に来て欲しいと思っていた選手で帰化選手のいるチームなら上手く運用出来そうなので完全に衰える前に見たい。

 

 



・Julian Gamble

オフボールタイプのビッグマン。

ダイブやリバウンドが持ち味。

ファウルが多いのとFTがかなり下手なのが弱点だが、PTが減ってきているのと1シーズン内で同じチームに留まれなくなったりと狙い目かもしれない。

 

 



・Alec Brown

シュートの上手いビッグマン。

フィジカルは強くないが216cmのサイズの割に機動力があるのは魅力的。

 

 



・Raymar Morgan

ずっとヨーロッパ中堅トップクラスのチームでエースプレイヤーだったビッグマン。

強靭なフィジカルによるドライブとポストプレイが脅威で確率いいミドルとFTも厄介。

実力はユーロリーグでも問題なく活躍出来るレベルだと思われ、今季待望のユーロリーグチームへ移籍したが、背中の怪我で1試合しかプレイ出来ず。

この怪我もありユーロリーグチームは敬遠すると思うので日本のチームにも獲得のチャンスはあるかもしれないが、以前通りプレイ出来るかは未知数なためリスクが高そう。

以前通りプレイ出来るのであれば日本に来たら相当な数字を残すだろう。

 

 



・Mike Bruesewitz

中でも外でも得点出来るフォワード。

南米やヨーロッパで3シーズン連続3P4割以上の高確率で決めており、ドライブやトランジションからの展開も得意。

理由は分からないが、今季プレイをしていないのでサラリー的にお買い得かつ狙い目ではないだろうか。

 

 



・Nathan Boothe

得点パターン多彩な器用タイプのビッグマン。

シュートが上手く今季は3Pを46%の高確率で決めておりFTも上手い。

ポストプレイやダイブ、カットでも得点でき、シュートも多く打つタイプながらヨーロッパでのシーズン全てでFG50%以上を達成している。

外国人枠が3つしかなくビッグマンが大半を占める日本においては需要が高いタイプであり、来たら活躍するだろう、いつか来そうと前から思っているが来日がなかなか実現しない。

 

 



・Zach Auguste

機動力と身体能力抜群なフィニッシャータイプのビッグマン。

トランジションでの凄まじい走力からのフィニッシュやカットやダイブによるFG7割近いシーズンもある高い決定率が強味。

FTが下手なのとファウルが多いのが欠点。

日本だと上手く使えるチームや選手が限られそうなので来たとしても場合によっては全く活躍出来ないこともありそう。

 

 



・Alex Tyus

オーガストと同じくフィニッシャータイプのロールマン。

ダイブやカットが得意でリバウンドとブロックも得意。

かなり有名な選手だが、ベテランになって今季は中堅チームに移ったので日本のチームでも狙えそうな気もする。

 

 



・Tomislav Zubcic

得点力と得点パターンに優れたビッグマン。

シュートが非常に上手く、3Pはほとんどのシーズンで30後半台や4割以上でFTも多く貰って8割超のシーズンが多い。

ポストプレイやダイブ、カット、トランジションからも得点可能で的が絞りにくい。

リバウンドが強くないのは欠点だが、日本の多くのチームでフィットかつ活躍しそうで需要も高そうなのでオファーしていたチームがあってもおかしくないと思っていたが、来日は未だならず。

個人的に見たい選手の上位。

 

 



・David Kravish

機動力あるビッグマン。

ダイブやカットが得意でトランジションやポストプレイからも得点出来る。

FTが非常に上手く、ミドルも打ってくるが3Pは打たない。

リバウンドとブロックも持ち味でチームを選ばず日本で活躍出来そうな選手。

 

 



・Sam Dekker

身体能力が高いフォワード。

トランジションからの展開が得意で豪快なダンクは迫力満点。

カットも上手く、シュートとポストプレイもまあまあ。

身体能力を活かしてリバウンドも取れる。

今季NBAに再挑戦したが、全くチャンスを得られずヨーロッパ中堅チームに戻ったので中国が狙わなければ日本のチームも狙えるだろう。

ポジションやプレイスタイル的に日本で活躍出来るタイプだと思うので是非見たい選手。

 

 

 

 

・Aaron Harrison

得点力の高いスイングマン。

シュートとドライブが得点源でFTを貰うのも得意。

ユーロリーグ常連チームに留まれなかったのでサラリー的には日本のチームでも手が届きそうだが、セルフィッシュの気があるのと帰化選手がいないと使いにくいので来日の可能性は低そう。

 

 



・Kerem Kanter

オフボールタイプのビッグマン。

シュートとダイブ、カットが得意でポストプレイはあまり仕掛けない。

FTもプロ入り後は全シーズンで7割以上決めておりビッグマンとしては上手い。

マイナーなポーランドのリーグでプレイしてたので狙い目な気がする。

 

 



・Kyndahl Hill

フィジカルと身体能力に優れたフォワード。

ポストプレイやドライブなどフィジカルなプレイが得意でダイブやカット得点パターン。

シュートは上手いわけではないが打ってくる。

ポジションやプレイスタイル的にいつか日本に来るとずっと思っていたが、来日は実現せず。

こちらもマイナーなリーグや2部リーグでプレイしていることが多いので実力の割にサラリー面ではかなりお買い得な選手に思える。

 

 


・Dejan Kravic

ドライブが得意な珍しいタイプのセンター。

機動力がありフェイスアップからガンガン仕掛けてくるのは面食らうだろう。

ダイブも得意でリバウンドも取れる。

FTがかなり下手で今期は3割台と驚異的な記録で敬遠されそう。

 

 



・Petr Corneli

身体能力抜群なオフボールタイプのビッグマン。

ビッグマンとしては高い3P%とトランジションでの走力を兼ね備えており、カットやダイブも強力。

リバウンドも取れるが、ファウルが多いのが惜しい。

三河に来たら面白そうだと思って軽い気持ちで当時書いたが、その後フランス代表やNBA入りなど予想以上に階段を駆け登って驚いた。

しかし、代表でもNBAでも全く活躍出来ず。

NBAは当然としてフランス代表でもビッグマンはゴベア、ポワリエ、ヤブセレと完全上位互換で世界トップクラスの選手が揃っており、それ以外でもNBAドラフト上位指名確実なウェンバンヤマやジャイテ、レゾートと同ポジションにライバルが多いので代表活動も難しいだろう。

ユーロリーグ常連チームも欲しがるとはあまり思えないので中国が狙わなければ日本のチームにもチャンスがあるように思える。

このサイズでこれだけ走れて跳べるビッグマンは日本じゃ見られないのでどこか獲得して欲しいところ。

 

 



・まとめ

長くなってしまったが、覚えてる限りの選手なので漏れがあるかもしれない。

来日した選手は4人のみでニアピンがウィティングトンの1度だけで年度とチーム合致のピタリ賞は1度もないが、こういう妄想的予想がオフシーズンの楽しみでもあるので勝手に続けていきたい。

明日から最大12チーム予定で空いている外国人枠の選手予想をしていくつもりだが、今回の記事に出てきた過去の予想選手は基本的になしで完全新規の外国人選手のみで。

過去の予想選手から来る選手はいるのか、新たな選手から来るのか、どちらも擦りもしないのか今からワクワクである。

千葉のスミスのように知らない選手でも良い選手はたくさんいるので予想の当たり外れ関係なくオフも楽しめるのはありがたいし楽しみたい。

 

当記事は未来更新で6/6昼頃更新予定なのでその頃までに外国人選手関係で動きのあるチームがあれば面白いのだが果たして。